1日の終わりに哲学で運命愛を深めるひと時。 

令和哲学者Noh先生とチームで開催している第650回令和哲学カフェ

 

6期のテーマは「アモールファティ(運命愛)~集団武士道の進化」

 

月曜日:冨沢亮太さん 

火曜日:塩見典子さん 

水曜日:荒牧明楽さん 

木曜日:原田 卓さん 

金曜日:長岡 美妃さん

 

ニュースや歴史、本や哲学、武士道などが楽しくなる令和哲学。

 

歴史は無限大ある解析の中のひとつにすぎない。

どのような解析を選択するのかの裏に、理想の未来像がある。

どのような理想を掲げている人の解析なのかが、とても大事になる。

 

これからの日本がすごすぎると言っている令和哲学者Noh先生の理想と歴史の解析とは。

 

 

「明治〜令和154年間を解き明かす!」

 

昨日は1868年(明治維新)~1883年の中で、近代化、明治維新とは何なのか、具体的に何をしてきたのかについて深めました。

 

近代化とは、政治・経済・社会の仕組みを変革する。

議会政治や資本主義経済を確立。

封建的なものを排して、産業化・資本主義か・民主化していく。

 

封建制が思想、生産手段、主義、政治体制、国力が変わることで、民主化・資本主義化していった経緯の富沢さんの圧縮した整理に感嘆。

 

明治維新は幕藩体制(封建社会)から中央集権統一国家(資本主義社会)になりました。

維新とは新しく一新するという意味と、つなぐという意味があるそうです。

 

明治維新の理念、五箇条の御誓(1868)をもとに具体的な変化がはじまります。

首都が江戸から東京へ名称変更、京都から東京に首都を変更。元号が江戸から明治へ。

領地、身分制度、土地、新暦、行政、立法、司法などの新国家体制への変化。今行おうと思えば、この中の1つでも10年~20年かかるようなことを同時並行で5年ほどでやっているのに驚きです。

 

そして新政府体制、富国強兵、教育・思想・宗教・文化、外交、国内統一と頓挫することなく、短期間でよくこれだけの変化を起こせたものです。

 

、1868年に起こった明治維新後、約25年ほどで日清戦争(1894年)に勝利し、日英同盟(1902年)、日露戦争勝利(1904年)、不平等条約改正(1911年)、国際連盟常任理事国入り(1920年)まで50年ちょとという凄まじいスピード感。

 

ALL Zero化して再創造した明治維新。

 

 

とんでもない侍たちの意思決定の早さと精密さ、決断、チームプレイの実践と出会いました。

いろいろな立場からの観点からの意見、利権にしがみつた状態では、無理だっただろうと思います。

 

侍は余計な考えをしない、過去を変えるのは革命、新しものをバンバン生み出すのが維新。今までこれくらいできたのだから、これからはもっとできるというNoh先生のまとめに感動。

 

 

変化の激しい情報化社会は、一層のスピード感と精密さが必要でしょう。

もってできるの精神で前進していこう。

 

今晩も楽しみです。

 

川名 哲人