1日の終わりに哲学で尊厳習慣を深めるひと時。 

令和哲学者Noh先生とチームで開催している令和哲学カフェ

5期はNoh先生が進行し、経済学を導入。

 

アダム・スミスの西村 莉香さん、マーシャルの小林 隆人さん、ケインズの美談 年民さん、マルクスの佐藤 周之さん、ドラッガーの小田原 千草さんで開催。

 

「経済を哲学する」

 

 

昨日はアルフレッド・マーシャルとの出会いを深めました。

 

産業革命による物が豊かになっていく一方、労働環境がまったく整っておらず、不衛生や19時間労働が当たり前だったりなどたくさんの問題を抱えていた時代に生まれた育ったマーシャル。

 

数学を用いて、商品サービスよりも効用が大事だと説きました。

効用とは、例えば同じビールでも最初の一杯はおいしいけど、何倍も飲んでいればそれほど満足しなくなっていきます。

 

こういった需要と供給の効用によって、価格が決まる。

 

共感があるから家族愛があり、だから貯蓄をして次の世代に資産を引き継ぎたいと思うのが人間だから、共感の教育や技術の推奨をしたとのことです。

 

利他的な人間になって、自由な経済活動によって生活の質の向上をさせていこうと説きました。

 

すごい人ですね。

 

 

労働とはとうディスカッションでは、人間を進化させる神聖なものであり、仕事を生み出し、商品を生産、効用を生み出し、所得と購買を高めるものであるとまとめられました。

 

どんな商品を買うのかが、とても大切だと感じました。

 

経済とは「経世済民」世を治め、人民を救うことですが、人間とは何のかが分からなければ、救いようがないというお話に合点でした。

 

経済にも哲学が必要なのだと感じました。

今日も楽しみです。

 

川名哲人