人と仲良くなりたい。
積極的に争おうとするより、仲良くしたいと思う方が大半ではないでしょうか。
仲良くなるのに、身なりを整える、笑顔で挨拶をする、話すより聞くなど、いろいろな工夫の仕方があると思います。
そのような外面から、内面に目を向けてみたらどうでしょうか。
仲良くしたいと思いながら、この人のこういうところが苦手なんだよなとか、何か息苦しいみたいな感情や考えが、近しい人ほど浮かんできたりしないでしょうか。
また、その場にいなくても、ついつい気になる人の欠点ばかりを思って、モンモンとするなど。
仲良くなりたいからこそ、気になってしまうこともあるでしょう。
頭の中が不平、不満、悪口溢れていては、仲良くなるのは難しいです。
実際に私にも、もっと仲良くしたいと思っていた魅力的な友達がいました。
しかし、仲良くしたいと思っているのと同じくらい、その友人が友達のことを話してくれないことに、不満を感じていたことがありました。
なぜ、そうなってしまうのか。
自分の思考を丁寧にみて、ほどいていった時に、自分の中の矛盾がなくなり、お互いの友達のことも話せるようになるなど、もっと仲良くなることができました。
普段どんな思考が頭の中に溢れているのか。
それが思い描く理想と相応なものなのか。
実は大いなる矛盾が隠れていることもあります。
一度、立ち止まってみてみるのもいいかもしれません。
川名哲人