1日の終わりに哲学で働き方を深めるひと時。
令和哲学者Noh先生とチームで開催。

大川真さんと愉快な仲間たちで進行。
「尊厳から始める働き方革命」初日。

昨日から新しいメンバーとテーマでスタートしました。

会の中で印象に残ったこと、感じたことを書きたいと思います。

人間がつくったものが人間から離れ、それ(お金など)に支配されてしまう。

だから労働以外に喜びを見出すという、マルクスが説いた人間疎外、疎外による労働に共感しました。

 

私はやりがいのある仕事に就きたいと思い、仕事をしてみるも、マンネリや人間関係のしがらみにとらわれました。

それがある程度続くと、仕事は我慢して、遊びや趣味などに自分の存在意義や楽しみを見出すという方が安全だし、良いのかなと感じるようになりました。

 

資本家がすべてを所有し、生産手段を持たないものは、持つものに従うしかないという構造に固定されてしまいます。

 

理念を掲げ、組織をつくり、それを変化させようとしたマルクス。

 

疎外がなぜ起こってしまうのでしょうか。

 

自分のつくったも(考えや感情や社会システムなど)のを統制できないからだと思いました。

統制できないのは、仕組みを理解できないから、仕組みを理解できないのは、仕組みの中にいるから。

 

仕組みが無いところ、仕組みの外に出たところから、仕組みの構造が分かった時に、立て直せる。

基準点の変化の必要性を感じました。

 

川名哲人