1日の終わりに哲学で発達を深めるひと時。

令和哲学者Noh先生とチームで開催。

 

ナビゲーター、川口 泰輝さんによる「多様性と調和と発達〜発達障害を突破する日本文明の挑戦〜」

 

女性の発達障害のお話しを聴き、ご本人にしか分からない辛さがあるのだと感じました。

また、やすさんが周り人々の協力によって感情マヒが解け、感情を設計できるようになったというお話に感動でした。

 

今の文明全体が発達障害だとした時に、その基準点となっているのが体感覚です。

自分の見ていること、聞いていることに依存して、思考、論理、感情を使い文明までつくり上げてきましたが、この体感覚基準の限界を突破する方法とは何でしょうか?

 

当たり前すぎる感覚なだけに、難しいテーマだなと感じました。

 

自分の当たり前に気付いて、他を観察し、客観的にみて、感覚の完全性を語ろうとして、絶望するという出演者の方々のまとめに感嘆しました。

 

 

同じ映画を観ても解釈は人の数だけ違います。

リンゴを落ちるのを見て重力方程式を発見する人もいれば、風が吹いたと思う人もいます。

 

どんな感情を持って解釈をするのか。

それが、自分だけの鬱憤を晴らすものなのか、多くの人の共感を得られるものか。

感情をゼロ化し再設計して、再解釈できる可能性を感じました。

 

感情から自由になったところから、感情を再設計していこう。

 

川名哲人