昨日の夜は、第6回ブックダービー「知のB1」に参加しました。
今の情報過剰時代に、的確に判断できるシンプルな整理能力を得て、この先の人生がもっと生きやすくなるであろう内容の本を、読者が紹介して令和哲学の観点から整理していくブックダービー。
回を重ねるごとに白熱する問答にドキドキでした。
会の中で印象に残ったこと感じたことを書きたいと思います。
・冨沢 亮太さん
「普通がいい」という病 /泉谷閑示(いずみやかんじ)著 精精神科医による、現代社会への疑問と提案
・一 龍飛さん
世界を動かす変革の力——ブラック・ライブズ・マター共同代表からのメッセージ / アリシア・ガーザ著
・田中 健吾さん
「なぜ生きる」/ 明橋 大二, 伊藤 健太郎著
・長谷川 結花さん
覚悟の磨き方 超訳 吉田松陰/ 編訳 池田 貴将
・大場 龍夫さん
「人新世(ひとしんせい)の資本論」斎藤 幸平著
知性や理性への過剰な依存が問題の本質と希望を見えにくくさせています。
それはなぜ生きるのかという本質的な問いに対する答えと、それが分からなくさせている根本原因が分からないということと直結します。
人生が分からなければ、人と人との関係を結ぶ意味も、方法も分からないでしょう。
そして今の資本主義社会では、新しい商品、職業、産業を生み出し、お金を循環させる要があります。
それをつくるには、今までの全てをひっくり返す覚悟が大事になっていくのだと感じました。
川名哲人