昨日は、知のB-1 ブックダービーに参加しました。
素晴らしい本と紹介者ばかりでした。
売れる観点ではなく、令和哲学の観点から、今の時代に一番必要な本を選ぶ知のB-1 ブックダービー。
会の中で印象に残ったこと、感じたことを書きたいと思います。
因果に支配されている脳の観点から、自由になれないアルゴリズムの中に入っていれば、ロゴスを理解することも、活用するこもできません。
絶対世界が不在であれば、いつまでも自分が満たされず、愛されたいと願う人ばかりの奪い合いの社会になってしまいます。
それはまるで、砂漠の中でカラカラになっていくようだと感じました。
そんな生き方と一歩でも前進させるのは一人一人の意識の進化です。
道徳は進化するものだと言った渋沢栄一の言葉を聴き、その時代その時代のベストなものを選択し続けることの大切さを感じました。
起きている時に寝ている状態で、寝ようとする時に意識が覚醒するという現代人に多くみられる現象は、情報化社会がますます加速する中で、どんどん増えるでしょう。
人工知能の進化もあるし、自分の考えを統制できないと、ますます大変になっていくのを感じました。
脳のアルゴリズムから自由になろう。
川名哲人