震災の時、私は仙台にいました。
ご近所に若いご夫婦がおられました。
よくお話をしたり、たまにご主人と居酒屋で飲んだりしました。
私の息子と同じ世代の若者で、東京出身の奥さんと一緒に、仙台の営業所に転勤してきた方でした。
震災時は、私とも力を合わせて、一緒にあるものをかき集めて食料を分け合った方でした。
福島原発で放射能のことやら、これからの人生、転職等について思い悩んでおられました。
ちょうど、あの地震発生の三日前に 彼は奥さんの懐妊を知ったので、奥さんと子供さんの将来をとても心配し、このまま仙台で働くべきか、転職すべきか、彼は悩んでしました。 これからどうしようかと、。
一緒に食事をしている時に、私の書棚に、催眠術の本やら、小道具がおいてあることに気づき、私が催眠術を使えることを話したところ、きょうみをもたれましたので、私は彼に催眠で、自分の潜在意識と対話いただく体験をしてもらいました。
催眠状態になって、目の前に、ある人物が現れるという催眠です。
それは20年後の自分自身です。
あなたは、20年後の自分と話ができるのです。
まずは、深い催眠に入ってもらうため、普通の催眠誘導を行います。
椅子から立てなくなったり、声が出なくなったりするレベルまで催眠状態を深化させ、ここちよい深い安らぎの催眠状態へ誘導します。
十分に催眠が深化したら、
そこで、20年後の自分と対面してもらい、その未来の自分と会話し、メッセージを聞いてもらう、という流れでした。
彼は、無事、対面を果たし、何かをつかめたご様子。
そして、とてもいい気持ちで、しばらくは椅子にゆったりとすわり余韻を楽しんでおられました。
自分が、催眠にかかって、体の力が抜けてたてなくなったり、声が出なくなったり、名前を思い出さなくなったり、そんな不思議な体験をするとは思ってもおられなかったとのことで、大変驚いておられました。
私を信頼してくださっているからこそ、そのような状態をリラックスして楽しんで、くださったのだと思います。
今度は、時間をさかのぼって前世をたいけんしてもらってもいいし、催眠状態で、天の神様からの言葉をきくのもいいですね、
それは、ご本人の希望にあわせて、私が催眠誘導してトランス状態へ導きます。
そこで、ご自身で、話を訊きたい相手と対面してもらえれば、きっと、いい答えが見つかると思います。
これがハリー・ヒーリングです。
ヒプノセラピー、NLP、催眠術を統合したハリー独自の方法。
自分の深層心理に問う、問題解決の手法です。
自分の無意識の世界にある、深層心理の自分と向き合い、問題解決を自力でできるようにするセッションです。
そのご、彼は、震災被害地から、大阪へ引っ越すことになりました。 震災の時に生まれた赤ちゃんと奥さんをつれて、大阪のメーカーへ転職が決まったのです。
彼は、赤ちゃんの安全と、将来を考えて、決心しましたと、赤ちゃんの写真と共に、私へ報告の年賀状が届きました。
彼は確信を持って生き生きとしています。
深層心理の中の自分と相談して決めた、ワクワクする人生をスタートさせたのです。
成功を祈っています。
ハリー・ヨシダ。
(催眠術を使えるビジネスマン)
催眠術師 南裕氏に師事
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