ローファイサウンド
難易度3
___________
今回は「ローファイサウンド」について書いてみます。
ローファイサウンドとは、昔のレコードで聞くような、
空気感や温かさをもったサウンドのことです。
少し音質を落としたようなサウンドと言っても良いですね。
「ビートルズっぽい音」と言えば、
イメージがわきやすいのではないでしょうか。
一般的には、高音質の方が良いとされていますが、
そういう雰囲気を出したい時に、
あえてローファイサウンドを作ることが有ります。
DTMでローファイサウンドを作るには、
EQ、アンプシミュレーター、真空管エフェクトなどを使います。
EQを使う場合は、帯域を狭くするように調整します。
つまり、低音域と高音域をしぼり、
中音域に音が固まるように調整します。
こうすることで、こもったような、
ローファイサウンドにすることができます。
アンプシミュレーターは、
通常はギターやベースに使いますよね。
これを、ドラムやシンセなど、
他の楽器に使うことで、
ローファイサウンドにすることができます。
真空管エフェクトは、
真空管を通したような音質を作れるエフェクトです。
このエフェクトを通すことで、
音にアナログ感や暖かみが出ます。
これもよく使われますね。
以上のような方法で、ローファイサウンドが作れます。
なお、ローファイと同じような考え方で、
ビットクラッシャーというエフェクトが有ります。
これは、あえてビット数を下げて、
音質を劣化させるエフェクトです。
ローファイサウンドを作るために、
ビットクラッシャーを活用することもできますが、
ダンスミュージックのアルペジオにも
よく使われます。
ビットクラッシャーを使うことで、
ザラついた感じの音になり、
ダンスミュージックに似合う音質になります。
以上のように、サウンド作成は、
高音質にするだけではなく、
あえて低音質にするという作り方もあります。
いろいろ応用してみてくださいね(^◇^)ノ
■情報提供:わくわく作曲先生♪
_____________________________________________