ストリングスの打ち込み方
テーマ:・DTM、DAW難易度3
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今回は「ストリングスの打ち込み」について紹介します。
まず「ストリングスとは何か」ということについて説明しましょう。
一言でいえば「弦楽器」です。
特にオーケストラでは、以下の4つを指します。
●バイオリン
●ビオラ
●チェロ
●コントラバス
それでは一つずつ特徴を見ていきましょう。
●バイオリン
これは一番有名ですね。
中音から高音域を担当します。
速く複雑なフレーズにも対応できる、柔軟な楽器です。
●ビオラ
バイオリンより少し大きく、中音域担当です。
音もバイオリンによく似ていますが、少し柔らかい感じです。
ビオラがソロを弾くことはあまりないのですが、アンサンブルには欠かせない
縁の下の力持ち的な役割です。
●チェロ
低音域担当です。
力強いあたたかい音がします。
低音域担当ですが、ソロでもよく使われます。
●コントラバス
チェロよりもさらに低い低音域担当です。
ダブルベース、ウッドベースとも呼ばれますね。
ベース担当と思ってもいいでしょう。
以上4つの楽器だけで編成される組み合わせもありますが、
複数人、複数楽器で編成される場合が多いでしょう。
大人数で演奏すると、タイミングや音量などに微妙なズレが生じます。
このズレが、広がりのある音を生み出します。
ちなみにDTMではこの大人数編成をシミュレートした「ストリングス」という音色もあります。
おそらくDTMでは、この「ストリングス」という音を使うことの方が
多いのではないでしょうか。
それでは、ここからは「打ち込み方」を紹介していきますね。
こちらの図を見てください。
⇒ http://www.4th-signal.com/compose/magazine/fig/136th/figure136.html
ここで、ちょっとバイオリンを弾いている演奏者を
想像してみてください。
バイオリンは主に、弓で弾きますよね。
優雅な曲だとすると、ゆっくりと徐々に音が大きくなっていき、
静かに消えていく・・・
こんな風景が想像できると思います。
これってどうやってキーボードで表現しますか?
キーボードとバイオリンとでは、
楽器の構造が異なりますよね。
ボリュームを動かす?
それも一つの方法でしょう。
でもここでは「エクスプレッション」を使ってみましょう。
エクスプレッションとは、ボリュームに似ているのですが、
主に「音の抑揚」を付けるために使います。
細かい音の表情はエクスプレッションで設定し、
ボリュームは他の楽器とのバランスをとるために使います。
では使い方を見ていきましょう。
図の音符をそのまま打ち込むと、音が単調なので
ストリングスらしくありません。
こういう場合は、図下の「exp.」にあるように
エクスプレッションによって、抑揚を表現します。
こうすれば、なめらかなバイオリンらしい演奏が
表現できるわけです。
ただし、音源によっては、
エクスプレッションが効かないものもあります。
その場合は、ボリュームで代用してかまいません。
是非試してみてくださいね(^◇^)ノ
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