ストリングスの打ち込み方 | 作曲方法やDTMの豆知識-わくわく作曲先生♪【課外講座】
2011年07月27日 00時00分00秒

ストリングスの打ち込み方

テーマ:・DTM、DAW

難易度3星星星
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今回は、メルマガ「秘密の音楽法♪」の中からから抜粋した


「秘密の作曲法♪」コーナーの記事を紹介します。




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今回は「ストリングスの打ち込み」について紹介します。




まず「ストリングスとは何か」ということについて説明しましょう。




一言でいえば「弦楽器」です。


特にオーケストラでは、以下の4つを指します。


●バイオリン


●ビオラ


●チェロ


●コントラバス




それでは一つずつ特徴を見ていきましょう。




●バイオリン


これは一番有名ですね。


中音から高音域を担当します。


速く複雑なフレーズにも対応できる、柔軟な楽器です。




●ビオラ


バイオリンより少し大きく、中音域担当です。


音もバイオリンによく似ていますが、少し柔らかい感じです。


ビオラがソロを弾くことはあまりないのですが、アンサンブルには欠かせない


縁の下の力持ち的な役割です。




●チェロ


低音域担当です。


力強いあたたかい音がします。


低音域担当ですが、ソロでもよく使われます。




●コントラバス


チェロよりもさらに低い低音域担当です。


ダブルベース、ウッドベースとも呼ばれますね。


ベース担当と思ってもいいでしょう。




以上4つの楽器だけで編成される組み合わせもありますが、


複数人、複数楽器で編成される場合が多いでしょう。




大人数で演奏すると、タイミングや音量などに微妙なズレが生じます。


このズレが、広がりのある音を生み出します。




ちなみにDTMではこの大人数編成をシミュレートした「ストリングス」という音色もあります。


おそらくDTMでは、この「ストリングス」という音を使うことの方が


多いのではないでしょうか。




それでは、ここからは「打ち込み方」を紹介していきますね。


こちらの図を見てください。


⇒ http://www.4th-signal.com/compose/magazine/fig/136th/figure136.html





ここで、ちょっとバイオリンを弾いている演奏者を


想像してみてください。




バイオリンは主に、弓で弾きますよね。


優雅な曲だとすると、ゆっくりと徐々に音が大きくなっていき、


静かに消えていく・・・


こんな風景が想像できると思います。




これってどうやってキーボードで表現しますか?


キーボードとバイオリンとでは、


楽器の構造が異なりますよね。




ボリュームを動かす?


それも一つの方法でしょう。


でもここでは「エクスプレッション」を使ってみましょう。




エクスプレッションとは、ボリュームに似ているのですが、


主に「音の抑揚」を付けるために使います。


細かい音の表情はエクスプレッションで設定し、


ボリュームは他の楽器とのバランスをとるために使います。




では使い方を見ていきましょう。


図の音符をそのまま打ち込むと、音が単調なので


ストリングスらしくありません。




こういう場合は、図下の「exp.」にあるように


エクスプレッションによって、抑揚を表現します。


こうすれば、なめらかなバイオリンらしい演奏が


表現できるわけです。




ただし、音源によっては、


エクスプレッションが効かないものもあります。


その場合は、ボリュームで代用してかまいません。




是非試してみてくださいね(^◇^)ノ



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