キメやブレイクの基本
難易度2
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今回は「キメやブレイクの基本」について書いてみます。
「キメ」とは、「サビの手前」や「AメロとBメロの間」など、
節目となる部分で使う、メリハリを付けるためのテクニックです。
たとえば、「節目となる部分」で、
全パートが一斉に、印象的なフレーズをユニゾンするような、
アクセントになる使い方ですね。
「節目となる部分」に「キメ」を入れる事で
リスナーを「ハッ」とさせる効果があり、
曲が引き締まります。
アクセントとして使うので、
やはり派手な「キメ」にすると効果的です。
「キメ」を弾く楽器数が多ければ、
それだけ派手になりますね。
打ち込みで作るならば、派手な音色を使うと良いでしょう。
オーケストラヒットなど、よく使われますね。
そして、短いフレーズにする事がコツです。
ただ、アクセントを付ける方法は、
派手にするだけではありません。
逆に、今まで流れていた音を、急に無くすことで、
リスナーを「ハッ」とさせる方法もあります。
これが「ブレイク」と呼ばれるものです。
アクセントを付ける為のブレイクなので、
全ての音を、一瞬だけ消す事がコツです。
テンポにもよりますが、
4分音符~2分音符くらいですね。
以上のように、「キメ」も「ブレイク」も
アクセントを付け、リスナーを「ハッ」とさせるように使いましょう。
音を加える「プラスのアクセント」が「キメ」、
音を無くす「マイナスのアクセント」が「ブレイク」ですね。
なお、これらは使い過ぎると
リスナーが慣れてしまうので、「ハッ」とさせる効果が無くなってきます。
1曲の中で、数回だけにしておきましょう。
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