昨日は学校があり、クラスメートと一緒に中華ランチ。

結構量が多かったのですが、美味しくてしっかり食べてしまったため

夜になってもお腹がすきません。

 

夫が飲み会でひとりごはんだったので、

晩ごはんは 常備菜のもずく酢と ポテトサラダで簡単に済ませました。

 

 

そんなわけで今日は、以前参加したお料理教室の話。

5月にたくさん料理教室の予約を入れて、

毎週のように色々な先生のお宅でレッスンに参加しました。

 

その1つの、ロシア料理のお教室。

原宿のマンションにお住いの先生は、見事な金髪の長身スレンダーなロシア美人。

 

この日のテーマは、「パスハ」。

パスハは、ロシア正教のイースターのことです。

 

ロシアの宗教行事でも最も大切な行事の一つで、

ロシア人は毎年楽しみにしているそうです。

 

ロシア正教のカレンダーによって、お祝いは毎年違う日になり、

今年の「パスハ」は5月1日だったとのこと。

 

東京では、4月30日の夜から東京復活大聖堂教会ニコライ堂で

復活大祭が始まり、東京に住むロシア人の生活の一部になっているそうです。

その日にニコライ堂に行って、ロシア正教のカレンダーを頂き、

来年の行事の情報を正確に知ることが出来るんですって。

 

 

パスハのクリーチ

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パスハのお祝いテーブルに欠かせない伝統的な菓子パンです。

色とりどりに塗った卵と一緒に。

 

 

スモークサーモンと赤タマネギのきゅうりファルシ

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きゅうりで作ったケースに

ディルたっぷりのハーブのドレッシングで和えた

スモークサーモンと赤タマネギを盛り込んでいす。

 

 

アスパラガスと卵のスープ

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旬のアスパラガスを使ったポタージュは、先生のご実家の定番料理だそうです。

ゆで卵を裏ごししてスープのトッピングにしています。

 

このアスパラガスのスープと、きゅうりとスモークサーモンのファルシは

自宅の晩ごはんにも登場しています。(こちら→  )

 

 

豚肉とプルーンのジャルコエ

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ジャルコエはロシアのお祝いにかかせないお料理で

「ボルシチ」か「ジャルコエ」と言われているそうです。

 

先生いわく、

「ジャルコエ」は土鍋やココット皿で作るおもてなし料理のことで

ロシアの最高傑作の一つです。」

 

教えていただいたのは先生のお母様のレシピで、

豚の他に牛肉、鶏肉、仔羊などいろいろな材料で応用できるそうです。

 

豚肉の甘みをさらに引き出してくれるとのことで、プルーンが入っています。

ロシアではプルーンをそのまま食べたり、料理に加えたり、

コンポートを作ったりしてよく食べるんですって。

 

日本でもお通じが良くなる効果で知られていますが、

よく見かけるドライプルーンは甘すぎて、私はちょっと苦手。

こんな風にお料理に使うと良いかも、と思いました。

 

 

パスハのクリーチ

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一番上の写真で卵と一緒に写っている菓子パンをカットしたものです。

 

ドライフルーツをたっぷり入れて焼き上げ、冷ましてから砂糖のデコレーションをしました。

「ハリストス バスクレス(キリスト復活)」の頭文字XBを飾りつけるのが伝統とのこと。
 

実際のパスハでは、焼きあがったクリーチを前日の夜に教会に持って行って

司祭に清めていただいたものをパスハ当日の朝ごはんに食べるそうです。

 

クリーチの表面にかけるアイシングは、カットした時に割れると落ち込むので、

切っても割れないように卵白とグラニュー糖で作るそうです。

縁起物が割れると 落ち込んでしまうのは、どこの国も一緒なんですね。

 

他にも、卵を使った対戦ゲームなど、イースターの遊び方を教えていただきました。

お料理だけでなく、ロシアの文化にも触れることが出来た、楽しいクラスでした。

 

 

読んでいただいてありがとうございます。

 

 

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