もともとはこんな記事からはじまりました。


スイッチをONにして、コイルに電流を流し始める(足を地面から離す)と、n回、函にあったようにコンデンサからの電流が流れ出すのを妨げるような電圧がコイルに生じます(電磁エネルギー)。次第にコンデンサの電気エネルギーは減っていきますが、逆にコイルの磁気エネルギーは増えていきます(ブランコでは位圃エネルギーがなくなる分、運動エネルギーが増える)。つまり、『電磁エネルギーが運動エネルギーに相当」します。そして、コンデンサの電圧がOになった時点でコイルの電磁エネルギーは最大になっています(ブランコでは、位圃エネルギーが0のとき運動エネルギーが最大)。コンデンサの電気が0になったあとは、コイルは蓄えた電磁エネルギーで電流を流し続けます(ブランコは真下で止まらず蓄えられた運動エネルギーによって反対方向へ揺れていく)。その電流によって、今度はコンデンサにBの側を+として電気が溜まっていきます。そして、コイルからの電流がなくなるとコンデンサの充電も終了し電気エネルギーは過大になります(ブランコの揺れは反対側の最高点に達する)。以下同様に繰り返します。

「わかる!電子工作の基本100 P.83より」


LC回路に電気を流すとどんなふうになるんだろう?

とても気になっていました。
そこでLineInからAudacityで確認しようとしていたのですが、何もわからずにいました。
ついにオシロスコープを手に入れたのて、再度挑戦したのです。

それでも一番最初にLTSpiceでシミュレーションしたのがいけなかってかもしれないです。


手持ちのパーツで適当に回路を組んだときの状態をシミュレーションしました。
まずはこの回路の電源からの電圧はこのようになります。



パルス波です。
この状態でL1両端の電圧を測ると



なんだかおかしなことになります。



C1もこんなふうになります。

いったいなんなのか、、、



トランジット解析を2msecに変更してみてみると



発振しているようにも見えます( ̄□ ̄;)


さっそくオシロスコープで見てみます。



スイッチをひたすらON→OFFしてパルス波を作る仕様です^^;



インダクタ両端を測定しても反応がありません(`ε´)

コンデンサの両端は?



こんな波形になりました。

イメージとしてはコイルは直流に対しては銅線と一緒なのでコイルの両端は電圧差がないので反応はないのではないか。
コイル両端はオシロスコープが高い内部抵抗はあるものの銅線の代わりになってコイルの絶縁部を通過させてしまったのではないか。
というところです。

本当は「コイルとコンデンサのあらまし(PDF)」ぐらいにしておけば、すんなり気にならずに終わったのかもしれません。
ところがシミュレーション結果を見てしまったばっかりに発振するように思ってしまいました。

何があってるのかは未だ謎です。。。