以前、ご褒美で電子パーツを買いに行ったときに4mHのチョークコイルが欲しいとパーツ屋さんに言ったことがありました。
そのときに4mHはないけど、3.9mHのインダクタならあるよと言われて購入したのでした。

ところが、、、




今、カラーコードを見てみれば、どう見ても3.9mHに見えません(+_+)
赤白赤 (2.9mH) なのか、 橙白橙 (39mH)なのか、そんな風にしか見えないんですね。。。

私にとっては未知のインダクタです^^;



そこで、早速前回やったやり方でインダクタンスを測ってみたいと思います。




まず、出力源については特に変わりありません。
5455.7Hzの周波数を利用します。

次に測定結果です。



この結果を元に計算すると



インダクタンスは29.7mH±5.4 信頼水準は95%となりました。

39mHでも2.9mHでもない値が出ましたヽ(;´Д`)ノ



これは非常にピンチです。。。



さて、どうしたものか。




ふと思いついたのがこんな方法です。



こういう回路を組んで、一つが既知のインダクタンス。もう一つが未知のインダクタンスの場合。
L1+L2の両端の電圧を測定し、
あとはL1両端。おまけでL2両端の電圧を測定すれば分圧によってL2が何Hか分かるのではないかということです。



これは確かめるだけですので、精度はそこまて気にせず1回ずつ測定してみました。

(L1+L2) は 2.02V
L1 は 0.2V
L2 は 1.82V
でした。


まずはL2が39mHだとしたらどうなるかを計算してみました。



L1両端 0.17≠0.2 V
L2両端  1.85≠1.82V

少し違いますが誤差範囲なのかも。。。

念のためL2が2.9mHの場合も計算してみます。



L1両端 1.13≠0.2 V
L2両端  0.89≠1.82V

全然違いますね^^;



もしかして店員さんの言う3.9mHなのかも!?



L1両端 0.98≠0.2 V
L2両端  1.04≠1.82V

これまた全然違います。

一体何Hなのでしょう(;´Д`)ノ






もしや・・・

今回の測定&計算結果の



L1両端 0.22≒0.2 V
L2両端  1.801.82V

29.7mHっぽいです
ヾ(@°▽°@)ノ