悩み事は寝かすと、ふと解決するものですね ( ´艸`)
こんなページを見つけました。
低い抵抗値を4端子法で測定する方法(1)
低い抵抗値を4端子法で測定する方法(2)
まさしくその原因と解決方法が書いてあったので、その通りなのですが、
そのままではつまらないので、じぶんなりに理解し、テストしてみました。
まずは1Ωの抵抗を測定します。
5÷9.96=0.50Ω
こんなページを見つけました。
低い抵抗値を4端子法で測定する方法(1)
低い抵抗値を4端子法で測定する方法(2)
まさしくその原因と解決方法が書いてあったので、その通りなのですが、
そのままではつまらないので、じぶんなりに理解し、テストしてみました。
テスターの抵抗計はこのような仕組みになっているようです。
抵抗R1の抵抗値Rを測定したい場合、V1から電流を流し、
電流計と電圧計の値を測定。
その値をR=V/Iなので、測定した電圧÷電流で抵抗値が求められるのです。
ただこの際に問題になってくるのが、リード線の抵抗や接触抵抗です。
この辺りは新しいDMMを購入したときに、ワニ口クリップをつないで作成したリード線が抵抗値0にならなかったので直したことがあり、なんとなく理解していました。
実際に回路図に盛り込むと
A リード線と抵抗計の端子の接触抵抗
B リード線の抵抗
C リード線と測定したい抵抗の接触抵抗
とこんなにも余分な抵抗があるのです。
試しに計算してみます。
面倒なのでR1が測定したい抵抗(1Ω)として、R2に余分な抵抗を合成した抵抗(1Ω)を設定します。
両方とも1Ωとして、抵抗計の電圧を5Vとします。
電流計の内部抵抗を1Ω、電圧計の内部抵抗を1kΩとすると
これを解決する方法が4端子法です。
このように接続するのです。
ここにも同じように接触抵抗などを入れてみると
このようになります。
こうするとなぜ上手くいくかは元ページを参照していただくとして、私は計算で求めてみます。
ここでもR1が求めたい抵抗(1Ω)とR2が接触抵抗とリード線の抵抗の合成抵抗です。
こちらではきちんと1Ωが求められました。
さて、それでは実際にテストしたみたいと思います。
まずは1Ωの抵抗を測定します。
緑のDMMが電流計、もう片方が電圧計となっています。
測定結果から0.37÷0.368=1Ωであることが分かります(≧∇≦)
これでちゃんと測れるようになりました\(^o^)/
試しに0.47Ωの抵抗も測定してみます。
値が結構動くので写真を撮った瞬間の値ではこうなりました。
大体合っています^^;
0.13÷0.548=0.237Ω。
こちらも大体合っています。
参考にしたページには100Ωの抵抗を挟むと測定精度が上がると書いてありました。
これは何故なんでしょう?
接触抵抗の時間的変動というのが理解出来ませんでした^^;
試すだけ試してみます。
120Ωの抵抗しかなかったので120Ωを、挟んでの測定です。
10.2÷10.25=1Ω
5÷9.96=0.50Ω
2.2÷9.97=0.1Ω
なんだかちょっとやり方が違うのかもしれません´д` ;