前回、星界の報告に載っていた星の距離を測る方法を実験してみました。

$惑さんのワクワク天体観察日記

ガリレオさんの話によると、

観測者の眼がE。
ABCDが筒。
レンズがないときは光線は直線ECF、EDGにそって対象FGに達する。
レンズをつけるとECH、EDIにそってすすむ。
はじめレンズがないときは対象FGに向かうが、今はその一部分HIにしか達しない。
線分HIにたいする距離EHの比率が確定したら、正弦表によって、対象HIの眼に対してなす角度が分かる。その角度はほんの数分にすぎない。
いろんな大きさの孔をあけた金属箔を用意し、必要に応じてそのどれかをレンズCDの上にあてがう。そうすれば角度が何分であれ思いのままに、いろんな角度を作ることができる。


ということらしいです。

こういうことですよね。
惑さんのワクワク天体観察日記-3
材料の使い回しが出来るのがいいところです。

惑さんのワクワク天体観察日記-2
1cmの孔を開けてみました。


惑さんのワクワク天体観察日記-1
こんな感じでつけてみました。




さて外の景色を見てみたんです。

通常の状態で見てみたときと、
1cmの孔をかぶせて見たとき。

画角は一緒???
1cmの孔で見たときは全体的に暗く見えて、はっきり映っていました。


何故?ヽ(;´Д`)ノ
角度が分かるんじゃなかったの?。(´д`lll)


■2013-03-31 12:07:40追記

ほよほよさんと池袋北口さんからアドバイスをうけ、実は接眼レンズや対物レンズがないのではないかとなったこの方法ですが、早速試してみました。

すると面白い結果がでたのです(・∀・)


まずは直焦点で電柱を撮ってみました。
惑さんのワクワク天体観察日記-直焦点1

次に孔が開いたキャップをかぶせて撮りました。

惑さんのワクワク天体観察日記-直焦点2


池袋北口さんの言うように暗くなるだけです。




ところがですよ
撮影じゃなくて、直接覗いてみたんです。
接眼レンズなしで




すると、見える範囲が明らかに小さくなりました( ̄□ ̄;)



こ、これは何だ!?




そしてこんな方法で試してみました。

惑さんのワクワク天体観察日記-拡大4


めちゃくちゃ離さないとピントがあいません(^▽^;)


惑さんのワクワク天体観察日記-拡大1

こんなふうに撮れるんですけど、



トリミングすると

惑さんのワクワク天体観察日記-拡大2

こんな感じです。



問題のキャップをかぶせたほうです。

惑さんのワクワク天体観察日記-拡大3


範囲が狭くなってる(@ ̄Д ̄@;)

元々、絞りの孔が小さいので劇的には変わらないですが・・・