日曜日の雨。

地区の運動会の中止など、残念な声も聞こえてきますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。


さて、先週木曜日と金曜日に、所属しております「市立病院建設特別委員会」で視察に行ってまいりました。


初日は岐阜県の下呂市立金山病院。2日目は愛知県のあま市民病院とあま市役所。

あま市民病院はバス車内からなので反射してますm(_ _)m





松本市では市民病院建て替えが検討されており、産科の問題もあり当初の予定より少し遅れてはおりますが、新しく病院が建設されます。


ただ、今回視察して改めて感じたことは、公立病院経営の難しさです。


今の時代においては、この世に生を受けてから死に至るまで、あらゆる世代で病院のお世話になるわけで、我々の生活になくてはならないものであります。

また、特に高齢になったり、あるいは災害時においても、遠くにあるより近くにあった方がいいでしょう。

しかし、だからといって赤字だらけの病院に税金を投じ続けていいのか?という疑問も当然出てきます。


さらに、病院経営を安定させるためには、大前提として病人がいなくてはなりません。

市民が病気もなく事故もなく暮らすことが病院経営を圧迫する、こんな矛盾も生じてくるわけです。


少子高齢化、災害、医療従事者不足や給与の問題など様々な観点から考えると、今後の病院のあり方というものをしっかり検討していく必要があります。


新しい病院について、誰もが納得のいく素晴らしい病院になるよう、更に勉強して活動してまいります。