先週、自身が経営する学習塾の仕事で東京に行きました。

7:10発のあずさで東京へ向かいましたが、途中諏訪市の沿線で火災が発生したとのことで、2時間20分の遅れ。

 

あとでわかったことですが、調理中の出火ということのようで、皆さんも気をつけてください。ただ、病院に搬送された方もいるようですが、幸い軽いヤケドということで、その点は一安心ですね。

 

仕事は余裕を持って移動していたので、1時間ちょっと遅れはしましたが、特に問題はありませんでした。

車内では、デッキに出て電話をする方がちらほら。

仕事の方も多いようで、皆さん対応に忙しいご様子でした。

まあ、沿線火災で線路上からも消火活動をしており、もちろん仕方のないことではありますが。

 

さて、この2時間20分の遅れですが、皆さんは「特急券や急行券の払い戻し」についてご存じでしょうか?どのくらいの方が知っていらっしゃるのか気になって今回このブログを書かせていただいております。

 

というのも、私はこの払い戻し、今回が人生で3回目なんです。これが多いかどうかは別として、初めての払い戻しは大学生の時でした。

大雪のため帰省する際に電車が遅延し、車内で払い戻しのアナウンスがあったので降車後すぐに返金をしてもらいました。

 

2度目は動物か何かの影響だったかと思います。

この時もアナウンスがあり、有効期限が1年間と聞いたので、後日暇な時に払い戻しをしていただきました。

 

しかし、3度目の今回は払い戻しについてのアナウンスはありませんでした。

私は経験者だったので2時間以上の遅延は返金されることを知っていましたが、東京に着いたあと特にみどりの窓口が混雑することもなく、皆さんどうしているのかなと気になり、窓口の方にも聞いてみました。

 

「今は遅延があっても払い戻しのアナウンスはないんですか?」

 

そう聞きましたが、

「確認作業に時間がかかって・・・」

という、ちょっと的外れな返答で、後ろに人もいたのでそれ以上は聞きませんでした。

 

運転士さんや車掌さんも、突然の火災による遅延で相当ご苦労されたと思います。もしかしたら忘れてしまったのかもしれません。

また、乗客の皆さんも、遅延により大きな影響があったかと思いますし、返金よりも大切な予定があったかもしれません。

 

しかし、もし返金されるということを知らずにそのまま降車されてしまった方がいたとしたら、それは残念なことですし、今回のことをきっかけに一人でも多くの方に「払い戻し」の事実を知っていただけたらと思いました。

 

情報弱者が損をする時代だと言われます。

もちろん、自ら情報を掴みにいくことができる人とそうでない人に差がつくことは仕方ないかもしれませんね。

ただ、今回のような滅多に起こることのないケースで、なおかつこれまでアナウンスをしていたのであれば、やはり平等にしてもらいたいなという思いを抱いてしまいます。

 

参考までにJR東日本の払い戻しに関するページのリンクを貼っておきますので、興味のある方はご確認ください。

「きっぷあれこれ」

 

今週は、6月に行われた一般質問、先日行った信州大学生との交流部会など、様々なことを発信していきますので、ぜひチェックしてくださいね。