2019年の大河ドラマが始まった

なかなか話題性に富んだ大河ドラマだ

変化球の大河ドラマと言えそう

 

昨夜は明治時代終盤と1960年代初めを行きつ戻りつして話が進んだ

レトロな扮装や街並みが味わい深かった

朝ドラの「あまちゃん」の出演者も少なからず出ていたが、キャスティングの妙に驚いた

一番驚くのがテンポだ

噛んで含めるようなこれまでの大河ドラマとは違い、かなりスピーディ

これぞ、クドカンワールド!

そうなると、「あまちゃん」同様、小技にかなりの期待が出来そう

 

昨日は、最後の最後で、ダブル主演の一人、中村勘九郎が登場した

その登場の仕方に、私は、度肝を抜かれた

金栗四三役の中村勘九郎が、雨中のマラソンで、ゴールをするシーン

雨に濡れた帽子の赤い色素が溶け出して、ごつごつと骨ばった顔に垂れ流れ、それはまるで歌舞伎役者の隈取りのようで

最初に目に入ったときは、頭部を鈍器で殴られて流血したまま走っているのかと思った


右下隅の黒い背中は、役所広司(加納治五郎役)

 

生田斗真や満島真之介の”天狗倶楽部”というバンカラな謎の集団も気になる

また、来週からは、金栗四三の生い立ちに話が戻るそう

楽しみな番組となるのは違いない