2019年明けました


キャナルシティー劇場で、久しぶりに、劇団四季のストレートプレイを観劇

昔、映画の「恋に落ちた〜」を見た時、秀逸なストーリーと映画の構成・展開の巧妙さに、かなり衝撃を受け、感動したことを覚えている

(この映画は、アカデミー賞7部門を受賞し、1991年日本で公開された)




さて、劇団四季によるお芝居は、、、

まず目を見張ったのが、ゴージャスな衣装

ベロアやゴブラン織り、緞帳に使うような生地をたっぷりと使った衣装


特に、女王様は、アクセサリーやヘアスタイルまで絢爛豪華で、ため息が漏れた

実際のポートレートにかなり寄せていた

 

ステージのセットは、どこかノスタルジックで、比較的シンプル

二階建ての回廊を、左右に割ったり、寄せたりして、変化をつける

また、ステージ中央には、劇中劇のステージを配し、そのステージが360度回ることで、私達観客は、劇中劇を前からも後ろからも見ることができるようになっている

実に面白い工夫だった

 

ストーリーは、若い頃のシェイクスピアが、脚本創作にあえぎながら、実際に恋に落ちる

恋に落ちたことで、ペンは進む

こうして、「ロミオとジュリエット」が完成

シェイクスピアの恋のお相手は、こっそり男になりすまし、ステージに立ち演技をする富豪の娘

 

シェイクスピア役は、劇団四季の俳優にしては、長身(な方)でイケメンの上川一哉

ヴァイオラ(ヒロイン)は、立派な?健康的な体格の山本紗衣が演じた

映画では、グウィネス・パルトローがヒロインを演じ、華奢でとてもチャーミングだった

申し訳ないが、四季の舞台のヒロインに、かなり違和感を感じてしまった(失礼)

エリザベス女王役の中野京子は存在感があって、芝居を引き締めていた

 

4人の男声アンサンブルが、時折アカペラで歌うのが、美しく心地よかった