皆さん
こんにちは
宇宙のワクワクアーティスト
クーミンです
今日は、クーミンのコーラス仲間でもあり、
ものづくりを愛する同じ志を持つ大切な友でもある
岡本衣里ちゃんのアトリエ衣里の作品展が
なんと京都高島屋 3階婦人服フロアで展示されるという
ご案内です💓🎶✨
『サステナブルをファッションで！』
〈衣里〜ころもり〜工房作品展〉
主宰 岡本衣里
期間≪11月4日㈬～17㈫≫
3階婦人服ファッションフロア―＠京都高島屋
ハンドメイドの丘〜アトリエ衣里の岡本衣里ちゃんが
ずっとこれまで大切にしてきた手仕事のあたたかさ、
そして世界に誇れる日本の伝統美である、お着物に新しい命を吹き込んで
アップサイクルして生まれ変わらせ、
唯一無二の手仕事を通して、多くの方を笑顔にしてこられた世界観を
一堂に作品展として
なんと、京都高島屋さんという公の百貨店の中で
多くの人に見て頂ける事となりました〜❣️
昨夜衣里ちゃんの作品や、アトリエ衣里さんで生まれた
皆さんの作品を飾ってまいりました〜。
どうですか！この大迫力〜
もう 感無量となり、何度も泣けてきました〜。
まわりは、ファッションビジネスの大量生産の中で
生まれた服に囲まれて
ここの一角だけは、全く違ったエネルギーを発しているのです〜💖🎶
何だかソワソワです❣️
今日は アトリエ衣里 作品展2日目です〜‼️
昨日の初日に早速 足をお運び頂いた皆さま〜ありがとうございました〜❣️
写真で見るより、ずっと現地で見ると凄かったですってご感想が届き
嬉しい限りです❣️
今回のテーマになっている「サスティナブル」ですが、
意味は「持続可能な」「ずっと継続していける〜」という意味で
地球に負荷をかけずに、無理なく持続性を持って、継続していける
社会を目指すための、キーワードとなってきています。
私もなんと、22年前に「サスティナブル」
という思想に憧れを抱いて
当時、扱っていたテキスタイルが、加水分解されず、土に戻らない
化学合繊が多くて、
これでは、地球を汚すばかりで、申し訳ない。
麻や綿、ウールなどの天然繊維だけを
扱う様にならないと・・・
自分の仕事はファッションとは名ばかりの、
ゴミを増やすだけの仕事ではないかと、
とことん落ち込んだ事があります。
地球に負荷をかけずに、生きていくにはどうすればよいかを
コンコンと考えた結果、
出来るだけ、移動を減らして(飛行機や新幹線に乗る事が多かったので)
仕事場と家庭の距離を近くして
自給自足を目指して、自分の食べるものは出来るだけ自分でつくろう！
エネルギーも自家発電をしよう
雨水を貯めて循環させよう
産業ゴミに多くが住宅資材だと知り、
ゴミを増やさないために、
中古の住宅に出来るだけ長く住む事で
ゴミを軽減できるのでは。と
田舎暮らしをしながら、
出来るだけエコロジーにサスティナブル生活を
夢に見て、
三重県松阪に、東京から移り住みました。
いろんなサスティナブルに挑戦しましたが、
なにせ やわな現代人ゆえに、
出来ることとできない事があり、
出来るだけ電気を使わない暮らしにも取り組み
最初の1年間は掃除機も使わず、
ほうきとチリトリで
生活して、2年目の夏にダニが大発生すると言う (痒いのなんのって！)
惨事にも見舞われ(泣笑)
実践エコロジーは、本当にやってみないと、
文字の上では分からない
いろんな試練を与えてもらい生活してました。
このころの信じられないエピソードは
山ほどあります〜（笑）
その頃、サスティナブル生活のため、
完全無農薬 自然栽培で自家製野菜を作るんだと言ったら
完全に変人扱いでした(爆)
ファッションの世界でも「オーガニック」や「サスティナブル」という
お題目はずっとあったのですが、
その頃 地球環境から見たものづくりを提唱するブランドや企業は
まだまだ少なかったです。(経済至上主義だったのです)
私も自分で買って着る服は、出来るだけ
燃やしてもガスが出なくて、土に戻りやすい天然繊維❗️
と決めていましたが、
実際の仕事となると、ポリエステル品質のものを、
デザイン性や機能性、市場性を優先すると
使わざるを得ないのが、実情でした。
そんな風に、どこか自分の仕事に後ろめたさを感じていた頃に
コーラスグループSUVACOを通じて
岡本衣里ちゃんに出逢いました。
その頃から、古いお着物や和布からリメイクして
可愛い小物やドレスをつくられていた衣里ちゃんと
布大好き、手づくり大好きの共通点も多く、
仲良くなり、
その優しい唯一無二の手作りのぬくもりのある
世界観を自分らしく大切に扱い
発信されている純粋な姿に感銘を受けました。
私のやっている仕事と真逆のようにも
感じました。
私が、今年３月末で産業デザイナーをやめる決心ができたのも
周りにこんな素敵な人たちがいたからなのです。
そして
衣里ちゃんのアトリエで、
昨年から何度も和布とリバーレースのWSを
させてもらったり
くす玉のWSをさせてもらい、
コラボ作品もたくさん生まれました。
そんなみなさんの作品も
今回たくさん展示させていただきました。
この素敵な手書きの名札は、書道家の西山絵美ちゃんが
心を込めて１枚１枚書いてくれたものです。
捨てるに忍びない
大切なおばあちゃんの帯や、
お母さんの羽織や留め袖
それを解いてつくった
唯一無二の思い出深い作品ばかりです。
なので、もう胸がいっぱいになり
飾っている最中から涙が溢れてきて
仕方がありませんでした。
作品が喜びで、輝いています。
これを織ったり染めたりした
当代の職人さんたちも喜んでいるように
感じました。
私も飾りに行く前日の夜にやっと小さな手提げ袋が完成しました。
衣里ちゃんに生地を選んでもらい
DREAM ON Laceとコラボさせた作品です。
私もやっと自分のテキスタイルの仕事で
サスティナブルを実現することができるようになりました。
このDREAM ON Laceは、
一生あなたのそばで寄り添い
何世代にも渡って
愛していただけますよう
振袖から小袖、着物に飽きたら
ブラウスやワンピースにと
そんな願いをたくせる商材を扱えるようになった
今の自分を振り返りつつ
テキスタイルデザイナーとして
『ゴミにならないものをつくりたい』想いを語っています。
昨日 衣里ちゃんの作品を百貨店という真逆の空間で飾りながら
こちら側の人間になれたことに
しみじみと思いを馳せ
このあたたかい手仕事の作品展が
きっと多くの人の心を揺さぶるだろうと思うと
感無量と成りました。
最後になりましたが
『衣里ちゃん本当に良かったね！おめでとう
』
是非 期間中（1/4~17)
京都高島屋さん３階のポップアップコーナーへ
アトリエ衣里作品展を
見に来てくださいね！