先週 東京の展示会に行ってきました!
国立代々木競技場第一体育館で開催された「rooms 33」というとてもおもしろい展示会です。
エントランスを抜けると、いきなり目に飛び込んできたのは、古びた織機です!
明治の初期の時代、力織機が発明される前のわずかな期間 つかわれていた
「足踏み式織機」です。
高まる気持ちを抑えきれずに、その場で立ち止まり、いろいろお話を伺い、
実際に織らせていただきました!
ピンクの糸を選びわずかな時間に12-3cmほど織れたのです!
足踏みの板を自転車をこぐ感覚で、リズム良く踏むと、左右にシャットルが飛び
バタンバタンとおさが動くのです。スゴ〜い!!
久しぶりに機を織れて、嬉しさMAXです〜!
昔から、身に纏う布を織るのは、女性の大事な仕事でした。
私のテキスタイルの仕事のスタートも、一宮の毛織物の機織工場の見習いから勉強させていただきました。
なぜだかわからないのですが、織機を見ると胸が熱くなるのです。
この日、120年前の織り機に触れることができ、その時代の女の人の気持ちに想いを馳せながら、織物からはじまったテキスタイルワークの初心に戻れたような
嬉しい1日というなりました。
この展示は、古びた織機を集めて修復・復元しどこにもない温もりのある布を織られている愛媛県の「工房織座」さんの実演ブースでした。
織らせて頂き本当にありがとうございました。!