高崎線、上越線の各駅停車を乗り継いで、谷川連峰の西端に位置する平標山(1,983m)への気楽な山旅
谷川岳連峰最高峰の仙ノ倉山(2,026m)をバックに池塘とお花畑のイワショウブ(岩菖蒲)が残っていました。別世界ですね。
無人の土樽駅、平標新道から平標山を経て火打峠まで歩きその後路線バスで越後湯沢までの長丁場の登山です。(約17km)
越後湯沢のシンボル、飯土山(標高?我が家のポチが4回吠えましたワン・ワン・ワン・ワン)ピークの右側が、レジェンド岩原スキー場です。
山ぶどう、まだ早すぎます。甘酸っぱくて美味しいですよ。熊の大好物とか
出発して二時間程で仙ノ倉沢出合い着、ここから正念場で急坂の始まり
急坂を登りきり、熊笹帯の稜線から谷川連峰の沢の中でも美渓で知られるナメ滝の西ゼンが見えてきました。写真は第一スラブで長さ120m程有ります。数十年前、山仲間と地下足袋+わらじで何回か登らせていただきました。
西ゼン全景、上部は第二スラブで長さ200mほどです。雪が落ち着く残雪時季は、絶好の山スキールートになります。私も一度、平標山頂からチャレンジしたことがあります。
夏の高山植物も終わってました。ミヤマアズマキク(深山東菊)?
池塘と平標山頂が見えてきました。草原状で実にのどかなところです。大休憩を取りたいところですが先を急ぎます。
山頂とうちゃこ
仙ノ倉方面
天上の楽園、苗場山、景色を堪能して下山します。
平標山の家の湧き水「仙手清水」乾いた喉を潤します。生き返りますね。美味しい湧き水ごちそうさまでした。
丸太で階段状の平元新道を下山し、林道へ出ました。階段状の下りは膝に負担が掛かります。
火打峠バス停着、夕方5時台のバスに間に合いました。
つなぎに布海苔が入った蕎麦と地酒八海山等うんめー。ご馳走様
でした。
歩行距離:16.3km
活動時間:7時間53分(休憩含む)
最低高度:571m(土樽駅)
最高高度:1982m(平標山頂)
暑さで少しバテ気味でしたが、お天気に恵まれた静かな山旅を堪能した一日でした。お疲れさん