山行日:9月28日~10月1日

 

紅葉の名所、北アルプス・涸沢をベースに(テント泊)クラシックルートの「前穂高岳・北尾根」のクライミングです。平均年齢61歳、3人のクライマーの登攀は?

涸沢名物、色とりどりのテント村、凄い数です。この後、さらに増えます。

前日、沢渡で車中泊、タクシー相乗りで上高地から入山、キャンプ道具、登攀具、食料、ビール、焼酎を詰め込むんで出発。お天気はいいし、気分は高揚(紅葉)しかし、肩の荷が重い(@_@) 

屏風岩・東壁、岩のクラシックルートの一つで、今日のメンバーS氏は何回か登攀しています。心強い山仲間です。今回ここは素通りです。

本谷橋、涸沢まであと二時間弱、登り降りの登山者が多く時には渋滞します。

紅葉・紅葉(気持ちも高揚)だ! 12時前に涸沢とうちゃこ。絶景

明日登攀予定の前穂高岳・北尾根ズームアップ、右から前穂山頂(Ⅰ峰)・Ⅱ峰・Ⅲ峰・Ⅳ峰

今夜の晩飯

テン場の明かり、明日に備えて7時就寝、おやすみなさい。

翌朝、涸沢を詰めてⅤ・Ⅵのコルへ。今日もいいお天気で、 絶好のクライミング日和です。

Ⅴ・Ⅵのコル到着、今のところ他のパーティーは見えないようです。

コルからのⅥ峰

槍を見ながらのクライミング、最高だね!!!

Ⅴ峰を軽く越えて、Ⅳ▪Ⅴのコルへ

Ⅳ峰からザイルを出し登攀開始、トップは技術、体力抜群で経験豊富なS氏、セカンドわくおじ、ラストM氏、浮石が多く岩も不安定だ。

さすがだね!

順調にザイルを延ばすS氏。

見事なナイフリッジです。

浮石の多いⅣ峰を越え核心のⅢ峰へ

中央は奥又白池、前穂高岳・東壁を舞台にした井上靖の山岳小説「氷壁」を思い出します。魚津恭太・小坂乙彦のアルピニストが厳冬期の東壁に挑み、切れるはずがないナイロンザイルが切断し、墜落死など・・・・・現在は自然保護のため、幕営禁止区域で訪れる人も少なくなったそうです。

不安定で浮石だらけのⅣ峰を越えて、Ⅲ峰へ、核心部のⅢ峰登攀は、次回パートⅡに続く。