企業研修講師は、クライアント企業の課題を解決するプロフェッショナルである。
言い換えれば、私たちの存在価値は、「人材に関する課題を解決することによって、企業の収益性の向上に貢献すること」であると結論付けることができる。
これが企業研修講師の本質だ。
しかし、私は、一方で、「収益性の向上」とはまた違った価値も提供していきたいと思っている。
企業研修講師だからこそ、私はそれができると思っている。
それは、「一人ひとりの人生をより良くすること。そして、その結果として、日本を、多くの人たちが幸せを実感できる国にすること」である。
そのためには、われわれ講師一人ひとりが、本当に輝いて生きる必要があると思う。
私の場合は、「人はいつからでも、どんな状況からでもやり直せるんだ」というメッセージを、自らの生き様を通して、伝え続けていくことだと思う。
「あんなかっこいい男になりたい!」
「視点をちょっと変えたら、まだまだチャンスは無限にあるじゃないか!」
「ほんのちょっと思考や習慣を変えるだけで、こんなにも可能性は広がるんだ!」
「オレもまだ夢を見てイイんだ!」
「もう一花咲かせよう!」
閉塞感の蔓延した企業社会の中で、諦め気味になっているビジネスパーソンたちに刺激を与えることで、人生をより良く生きようとするきっかけを与えられたらと思う。
それが企業研修講師としての私の使命だと思う。
かなり大上段に構えた感じになってしまったが、本当にそんな役割を果たしたいと思う。