先週のゴールデンウィークが終わりプレッシャーも少しだけ落ち着いてきたとおもいます。堰堤上の桃源郷探しに行ってきました。


 一昨年の台風19号のあの大雨で源流域も大分流れが変わっているところも沢山ありましたが、何分崖崩れなど心配する事や、仕事でのストレスであまり運動できていなかったので暫く控えていた最源流域までの高巻き。今年は大分身体も慣れてきたので偵察がてらと、夕方から所用があったので、機動力重視でミニバイクで出動し、この谷は何だかんだで2シーズンご無沙汰でした。あの台風のおかげで源流域の川床の砂利が流され石と石の間に隙間が大きくなり岩魚が隠れやすい環境となっていました。溯行や高巻きの登りがかなり難しいところも多々ありました。


 久しぶりなので高巻きルートなどの確認がてらゆっくりと移動。といっても🚶早いと思います。何だかんだで、いつもと変わらない時間で入渓場所に到着していました。降りれそうだと思ったら、杣道や獣道でなくてもロープアイゼン無しで降りていきます。結構木の根が這っているので大丈夫です😸


 本日の天気は、早朝時点では、曇り。高巻き時点霧。釣りの最中霧。


 岩魚の活性がすこぶる良いようで、入渓点から数投で、

お腹がマンゴー色のキレイな天然ちゃんがご挨拶。(腹マンゴー→腹マン)







 ここぞと思うポイントにけばりを送りこんで少し誘いを入れると入れ掛かり、何だかんだで30匹の天然岩魚と戯れました。写真撮るのが面倒になったので、途中から止めました。そんな中、最大36cmの自己新記録や、

34cm、

31cmと尺上を釣ることができました。

 36cmのは、小滝の落ち込みに毛鉤を送りこみ沈めたら掛かりました。34cmは、小滝の落ち込み近くの岩下に毛鉤を流し込んで掛かりました。31cmは、毛鉤を水面付近で誘いを入れ掛けました。どれも、狙い道理に釣ることができたので大満足です🙌また殆どのポイントに3匹以上定位していたのと、ポイントによっては十尾以上爆笑岩魚がわんさか沸いているようでした。でも、警戒心がとても高く、とろ場で、自分の影や竿が少しでも水面に出ると一斉に岩魚達が逃げていきました。
 また、今シーズン生まれたばかりの稚魚が流れの緩い岩下に沢山潜んでいました。今後も楽しみですが、持ち帰りがあると一気に減ってしまうので、自分としては、放流区間以外はリリースを推進します。今後も岩魚が増え楽しいフィッシングライフを送りたいですよね😸

 結論を言うと、あの一昨年の台風19号のおかげで桃源郷がよみがえってきたと思います。もしかしたらどの谷も岩魚は石の下や陰に隠れているだけかもしれないと思います。ある日突然、大爆釣や大物と出会えますもんね。そのために、アプローチはとても大事だと思います。



 今回の釣れた岩魚の殆どは雌でした。尺上も雌でした。なので自分の中では、尺上の雌岩魚をユミコと命名。尺ユミコ😓

 

 竿:天龍テンカラ風来坊TF39AT

 ライン:フジノテンカラストレートライン3.3m

 ハリス:フロロカーボン1号ヒトヒロ

 毛鉤:自作12番鉤