これは何?

 

 

から始まった 放送大学「やまがたの郷土料理ー今昔探究」

放送大学の集中講義に参加した。

上の写真の左が米粉でできたなた巻き、右が糯米の笹巻

各地によって、中身・巻き方が違う。

笹の葉が大きく成る頃、地区の食改の人が1000枚ほど取ってくれる。

それでみんなで糯米で笹巻を作っている。中は白い。

 

一日目は 霞城セントラル10階の放送大学

二日目は、山形大学校舎

受講生は県内外から30名だった。

 

講師は おふたり

 

山形大学 石垣和恵先生

郷土料理の定義や概観 食文化

昭和初期の庶民の食生活 山形各地方の献立比較の解析

『かてもの』の知見を防災備蓄食に発展

我が家にもアルファ化米・たんぱく質など備蓄したいと思った。

災害時に即対応して、テントやキッチンカーを用意するイタリアがとても羨ましかった。

昭和の食事体験 

ー黒豆ご飯 身欠けにしんとふきの煮物 細竹みそ汁 なた巻き 油味噌ー

なた巻きを毎年作っているというYさんが丁寧にまき方を教えてくれた。

味噌は石垣先生手つくりの味噌をいただいた。

塩分濃度を測った

 

 

 

山形大学 藤田洋治先生

『かてもの』飢饉に備えた上杉藩の知恵

 私は、1件に一冊「かてもの」を配布して、飢饉で餓死者を出さなかったというのに感心した。

『和歌食物本草』

和歌で知る食物の知識

私は、見ただけで判別つかなかったが、版本と写本の謎がとけた。

版本は一度に300冊の出版で高価のため、筆跡までまねて写本したそうだ。

私は、文字の美しさに驚いた。

 

調理実習の4人のチームメンバーと、放送大学の科目のことなど話せたのが楽しかった。

また、帰り際の 石垣先生に呼び止められて

「食生活改善推進協議会のことをおしえてくださいね。」

と言われたことが、嬉しかった。

 

最後に、最初の問いの答えは

生きるために一番大切なことは、食べることです!ーby 石垣