落ち込んでいる陽子と電話で話した後、MRIの検査を受けたとラインが来た。
結果が出るのが一週間後と言って来た。その一週間が過ぎても何も連絡がなかった。
何故かこちらから連絡する気持ちを抑えている自分がいた。
陽子は30年前脳腫瘍を摘出する手術を受けていた。大変な手術で恐怖心との闘いだったと振り返って語った。その不安が又なのかと思うと陽子の自らの連絡を待ちたかった。
結果は「悪性ではない腫瘍がある、手術するほどではない。年齢を考えて今迄通り普通に生活すること」とラインがきた。気持が沈んでいる。終着駅が近づいてきたなどと言う。楽天家の陽子も相当に堪えている様子。医者が普通にと言っているのだから、寝たきりにならないよう散歩する日課を普通に続ける。頑張ってお喋りのランチタイムに誘ってもらえるよう頑張ると言う。こちらも気温の変化が著しい所為ばかりではないが、持病の痛みが引かないままで、右脚を庇い過ぎて筋肉が落ちてしまった。この歳になるとみんな何かを抱えて耐えて付き合って生活している。
仕事一番を止めて花の手入れの時間が出来た。今年も胡蝶蘭咲かせました。
陽子の部屋に届くよう送信する共有しましょう。
ヒヤシンスは咲き終わって、今フリージアが満開。