本田美奈子さんがお亡くなりになったそうだ。
あまり良い評判は聞かない病気だっただけに、入院された、という話を聞いた時には、”大丈夫なのだろうか”と心配していたが、あまりよくない方の予想が当たってしまった。
特別ファン、と言える訳では無い。
ただ、自分の青春において、印象深かったうちの一人だ。
正確な情報や、よく取り上げられる略歴は、いくらでもファンの方のサイトに書いてあるだろうし、この数日間、取り上げるマスコミも多いこと、と思う。そんなことは例によって無視して、自分にとっての思い出深い話を書いて、追悼とさせていただきたい。
自分にとっての本田美奈子さんのファーストインプレッションは、たいていの人がそれを取り上げる「マリリーン」よりも数年遡る頃に出られた「カルビーポテトチップス」のコマーシャルである。その時、”なんじゃこの人!こんなかわいい人おるんかいな!”と思ったのと同時に、”またえらい若い子が出てきよったな~”と思った。その時、まさかそのコマーシャルで見る本田美奈子さんが、自分より年上とはまさか想像できなかった。
しばらく経つと、案の定(?)、少年向け雑誌で「あのコマーシャルの子は?」見たいな取り上げられ方でカラーページに載った。その当時はまだ本名の工藤美奈子さんだったが、「え~!年上?嘘でしょう!」と驚いたことを覚えている。
それからしばらくして、歌手デビューをすることになった。デビュー曲は「殺意のバカンス」
(収録アルバムはこちらでどうぞ↓)
初期の歌唱力を「良い」という人も居れば「大したことない」という人も居る。だが、どのみち、当時の音楽シーンは”歌唱力”という言葉では語れない(時には語っても意味が無い)と自分は思っている。どちらか、というとサウンド重視、雰囲気重視、もしくは独特の世界観、もしくは、”いいんです、単なるキャラ商品なんで”と音楽的には完全にあきらめている作品等が出回る中、アイドルの楽曲は、そのキャラ商品に位置づけられる傾向が強く、だからこそ、音楽的にも無難なアレンジ、無難なメロディライン、無難な衣装(?)が多かったように思う。そんな中、この「殺意のバカンス」という曲は、明らかに特異であり、異様であった。
・・・あんなかわいい子のデビュー曲が”殺意のバカンス”って・・・
とまずコピーライティングに驚き、曲を聴いて、うわぁ、音づかい・リズムの処理もマニアックだなぁ、と。
この曲があまり商業的に成功した、というのは聞かない。でも、本田美奈子さんの曲の中で自分にとってのナンバー1はこれである。
その後、「1986年のマリリン」で大ヒットを収める訳だが、その時は、「へそ出しルック」、「大胆な踊り」が強調され、まぁ、その強烈さが大ヒットを生んだとも言えるが、少なくとも自分は「あぁ、結局こうしてメジャー路線にいっちゃうのね」と少し寂しさを感じた。
(自分にとってのこの流れは、前にも書いたかも知れないが、森高千里さんでもあった。デビュー曲「New Season」からいいな、とか思っていて、メジャーになった「17才」で「何故あんなミニスカートなんだろう」、「何故あんな派手な柄なんだろう」とか思って寂しさを感じた、というか・・・まぁ、ビジネスなので、商業的な成功がまずありきなんでしょうが)
本田美奈子さんのもう一曲をあげるなら、「Temptation(誘惑)」である(上記紹介アルバムに収録されてます)。ごめんね、シングル曲ばっかりで。
これは確か本人が東芝かなんかの家電製品のコマーシャルに出ていて、そのCMでも流れていた「殺意のバカンス」に比べると遥かにメジャーな曲な訳ですが、シンプルながらも曲の構成がしっかりしていて、あとちょっとエンディングの転調コードが面白い、というか・・・。
(余談:相変わらず仕事PCで書いているもんで、”転調”ってうつと絶対先に”店長”が出てくる。そう言えば仕事で”店長コード”っていうのを使う場面もあるなぁ。全然意味違うけど。ごめん。横道それすぎた)
以前書いた(→http://ameblo.jp/wako/entry-10004429512.html )YMOのDVDを貸してくれた会社の同僚と、前に「80年代しばりカラオケ」をやって(しかも30代後半の男二人(苦笑)。何やってんだって?)、えらい盛り上がったので、また第二回をしよう、という話を言っていた矢先にこういうことが起きてしまった。
近々行こう、としていたので、明日は「本田美奈子さん追悼」で早期実現について話をしてみることにしよう。うん。
・・・まだDVD返して無いけど。。。ごめん。もうちょっと貸しておいてくれ。
