日銀総裁決まり?、FRB高官発言多数、日本企業物価↑、相手の立場を想像する | 医療法人永朋会 理事長 加藤晃司ブログ

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2月12日、日曜日、

 

金曜日はまじで寒かったですが、この二日は気温あがっていて調子いいです

昨日は後輩医師と飲みにいったのですが、日本酒飲み過ぎて二日酔いです。

 

 

さて、今週も世界、日本はヘッドライン相場って感じでしたかね

 

日銀総裁ネタで、上下していたように思います。

しかし植田さん?という私は全然知らなかった人になりそうなんですよね。

総裁予想マップにも上がってきていなかったので、誰?となりましたが、学者さんって感じの立ち位置の方っぽいです。

海外勢もきっと誰?ってなっているのか、ドル円、クロス円も方向性ない感じになっていました。

 

「現在の金融政策は適切、緩和維持が必要」と発言とありましたが、まあこの時点ではまだ総裁になっていないわけですし、黒ちゃんの手前、こういうしかないような気はします。

 

 

 

 

 

 

しかし、日銀にいまいる人たちが、総裁を固辞したっていうのが本当なら、ちょっとビビりますよね。

やっぱり、このタイミングでやるのは、ほんとに嫌なんだな、と勘繰ってしまいます。実際のところがどうなのかは分かりませんが、普通に考えたら総裁やりたいですよね。自分の所属組織のトップになるのは一つの目標なはずです。

が、結果は日銀外部から総裁が選ばれました。みんなが断るから、順番に聞いていったらこの人がOKだしたのかな、という感じだったらある意味やばいです。

 

誰がなっても、だいぶ詰んだ状態でゲームマスター交代なので、やれることあまりない気もしますが、どうなるか見ものですね。間違いなくこの方が総裁の間に、なんらか大変なことにはなると思いますので、あとはそれがいつなのか、ということだけでしょう。

 

クラッシュしたあとに、雨宮さんとかが登場するのであれば、これを狙っていたのですね、となりそうです。

 

ドル円、クロス円は、レンジ相場になっていますね。ヘッドラインでやや動いていましたが、何回もニュースでるとそのうちに反応悪くなっていきました。

 

日本の企業物価指数は高い状態ですし、経常収支も悪い状態続いています。

あまり明るい話題はないですが、マスクが3月にとれることくらいでしょうか。

 

実際、マスクなし、感染症分類は5類、となったとし、何割の人がマスク外せるのか、楽しみです。

もともと日本人は、対人緊張、社会不安強めの文化なので、マスクとの相性は良かったはずです。

もう顔の一部になってしまった方もいるかもしれません。

 

マスク一つでも、またガラパゴス化して世界から解離しないようになっていってほしいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

海外の方は、FRB高官たちからの発言続いていましたが、フーンって感じで市場はあまり反応していなかったですね。

 

結局、パウエルさんも言っているように、データ次第、だからってことでしょう。

 

となると、雇用統計の次は、来週14日バレンタインデーの米CPIが大きなイベントとなります。

なんとなく上振れ予想されていますが、どうでしょう。楽しみです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ミシガン大消費者信頼感は、予想上振れしていました。

しかしどちらにしてもデータ次第。

インフレが落ち着いてこないのであれば、ターミナルレートが上がる可能性あり、そうなると長期金利↑、株↓、となるでしょう。

まずはCPIに注目です。

 

 

 

 

実業の方も、それぞれの事業のそれぞれの問題をクリアしては発生してを繰り返しながら頑張っています。

 

児童精神科の方は、神奈川でやっている「きもとメンタルクリニック」で有床クリニックの増築を計画しているのですが、ちゃんと準備しないとと思いまして、事業計画書を作りはじめました。

そこで気がついたのは、有床クリニック、つまり入院させることができるクリニックの保険点数がめちゃ低いことでした。

かなり工夫しないと黒字化しないということなので、準備の段階で細かいところまで計算しておかないといけません。

私も新しいチャレンジを何度もしていますし、撤退になった事業もありますので、だいぶ慎重になりました。大人になったということでしょうか。勢いだけでは何ともならないことがあることを手ひどい失敗を複数回繰り返すことでやっと海馬に刻むことができました。アルコールで海馬がやられて忘れないように気を付ける必要があります。

 

医療ビジネスで重要なことは、継続してサービスを提供することです。そのためには黒字体質にしておかなければ、事業継続が困難となり、あらゆる人たちに迷惑がかかります。そして利益がでていなければ、新しい医療サービスを提供することができません。だから、お金、の話は非常に重要なのです。医療だけではないのかもしれませんが、自分たちがやっている仕事の裏側に、お金のことについてなんとかしようとしている人たちがいることは忘れてはいけません。良質な医療を提供するためには採算なんか気にする必要ない、とか、サービスの質をあげるためには自分の仕事だけに集中させてほしい、とか、結構いろんなことを言われることがあります。昔は結構気を使って耳障りのいい言葉でごまかしていましたが、最近は直接もし言われたら、いらだってしまいほんとのことを言うようにしています。もっと周りに気を遣え、視野を広げろ、半径100m以内しか見えていないのか(物理的にも精神的にも)、他者を配慮しろ、つまり、他者の立場を想像して理解しようとしろ、ということです。

 

相手の立場になってものを考える、自分が相手だったらどう思うのか、どう考えるのか、どうしてほしいのか、とかを想像することはあらゆる場面において重要です。プライベートでももちろん重要ですが、今はビジネスでの話をしています。

特に医療は困っている人がくる場所なので、その人の立場になって考えられなければ元気になってもらうことはできませんし、逆に害になります。そして目の前にいる患者さんだけでなく、一緒にクリニックで働く仲間、その場にはいないけどビジネスの裏方で仕組を支えるために頑張っている人たちのことも少しは考えれる余裕があってほしいと思います。社会とはビジネスと同じで目に見えていない部分を支える人たちのおかげで安全が保たれていたり、サービスが自然に提供されていたりします。当たり前ではないのです。そしてそれらにはすべからくお金がかかっています。誰かがお金を出しているのです。そしてそれが途切れないように頑張っているんです。

 

目に見ていることだけが事実ではない。他者の考えていること、心、は目にみえないものです。しかし見えないものをみる力は、見るようにする努力をしなければ上達することはありません。そして自分には見えていなかったものがある、ということを認識することができなければ0のままです。認識することができるようになると、これまで自分が言ってきたこと、してきた行動が他人の迷惑になっていた可能性に気がつくので心にダメージを負いますが、相手は実際にダメージをおっているわけですから、自分のだめさに打ちのめされてやっと引き分けです。反省しまくって自分を攻めまくってからでないと人生ポイントはマイナスのままです。

それらを認識して1になってからは、リアルに失敗して反省して改善する、を繰りかえすことでしか成長はしません。

しかしできるようになってくれば、他者にありがとうと言ってもらうことも増えるでしょうし、その方が当たり前ですが提供するサービスのクオリティーも上がってきます。仕事だけでなく、プライベートでもいいことが増えるはずです。

 

他人の喜びを自分の喜びにできる方が、私はいい人生になるんじゃないかと思って生きています。自分は生まれつきいい人ではないのですが、こういう風に考えた方が幸せな生き方なはず、と後天的に認知を修正しました。そしてそう思って行動した方がうまくいくことが多くなったと思います。一人でやれる認知行動療法です。大変ですがいつからでも一人で開始できるのでおすすめですよ。

 

 

今日もだらだらと書いてしまいましたが、そろそろ外来にもどらなければいけません。

 

 

今週のおすすめアニメは、

 

「劇場版 呪術廻戦0」

 

 

乙骨憂太さんがシンジ君と同じ声で、「失礼だな、純愛だよ」

と言うシーンが最高ですから見てください。