こんにちは!GWですね皆様いかがお過ごしでしょうか。
わこ家はカレンダー通りの日程。
1日目は体調イマイチだったので自宅でのんびり。
2日目は友達家族と里山に遊びに行きました。
裸足で野山を歩いて
深呼吸して
お昼ご飯はオーガニック野菜を
モリモリ食べて
夜はお日様のエネルギーたっぷりの
山菜の天ぷらです!
ココロもカラダもリフレッシュできた一日でした。
こんな充実した一日は
明日への活力につながりますね
さて、今日は休息の話。
皆さんは休みの日をどう過ごしますか?
せっかくの休みだからどこかに行く
せっかくの休みだからとことん家でゴロゴロ
せっかくの休みだから思う存分映画を見る
休みの過ごし方で平日(仕事や家事育児)の
パフォーマンスが変わりますよね。
休日明けにスムーズに仕事に移行できる人もいれば、
休み明け、なんだかダルい、疲れが取れなかったという人もいるかもしれません。
うまく休める人とそうでない人の違いは何なのか。
今日はその違いと、自分の状態がわかり、
対処方法を見つけられるようになれたらいいなと
考えています。
あなたはどのタイプ??
- 週明けにスッキリ仕事に行けるタイプ
- なんだか疲れが取れず、ダルさが残るタイプ
- は自分に合った休み方ができている
- は自分に合った休み方ができていない、もしくは休息が足りない可能性があります。
今あなたはどんな状態ですか?
人はそもそもストレス反応を自覚しにくい生き物です
ストレスがかかった時、人はこのような反応を示します
ストレスがかかる→抗ストレスホルモンが分泌
→脳や体が活性化→元気!と錯覚→頑張り続けてしまう
体にストレスがかかっている時は
自分のことを「元気がある」と錯覚してしまうので
なかなか「疲れている」ということすら感じなくなっています。
その後、こんな感じでちょこちょこ顔を出すプチ不調
- 胃の調子が悪い
- 顔色が良くない
- 眠りが浅い
- 肌荒れ
プチ不調が現れた時には
カラダはかなりお疲れの状態かもしれません。
あなたは今どんな体の状態ですか?
上記の事から、
自分の調子は自分でわかりづらい事がわかりました。
ここで普段の自分の状態を振り返る事で
自分の体の調子を振り返れるチェックポイントを
考えてみました。
皆さんはどれが一番近いでしょうか
1
イライラすることが多い、呼吸が浅い、
動悸がする、手が震える、
手汗や脇汗をかくことが多い
2
ぼーっとする、だるい、体に力が入らない、
無気力、冷え、注意力散漫、考えられない
3
リラックスできている感じ、体がポカポカしてちょうどいい感じ
私は私でOK、安心安全を感じられる
これらのチェックリストは
自律神経の中でどのスイッチに入りやすいかがわかります。
上から順番に
- 交感神経優位【オラオラモード】
- 副交感神経(背側迷走神経)【フリーズモード】
- 副交感神経(腹側迷走神経)【リラックスモード】
3,は言わずもがな、休めている状態です。
1,の状態はその状況で「闘争か」「逃走か」の状態で
いつでも臨戦態勢です。
神経を高ぶらせてパワーを得るので
疲れは感じにくいかもしれませんが
休めません。
交感神経優位(オラオラモード)タイプです
そして最近多くなっていると言われるのが
2,の状態。
以前は自律神経は
交感神経と副交感神経の2たつが
バランスを取っていると言われていたのですが、
最近はそれでは説明がつかない状態がある為、
もう一つの神経経路があるとの主張があります。
それがこの2,の状態の原因となる、
副交感神経の背側迷走神経優位(フリーズモード)です。
オラオラモードもフリーズモードも仕組みはちょっと違いますが、
どちらも感覚をマヒさせて身を守るので
疲労度が軽度の場合はどちらも気が付きにくいのです。
ポイントはどの状態からも戻ってこられること
交感神経がダメとか背側系がダメとか
そういうことではなく、
ヒトは振り子のように、
状況に合わせて生活しています。
仕事や家事育児でどうしても交感神経優位になり、
①の状態になる事があっても、
休日や休みの時間には③の状態に持ってきて
休むことができる人はOKなのです。
問題なのは…
休日にも①のままだったり、
②の状態がずっと続くままだったりすると
そのあとの生活にも支障をきたしてしまいます。
まずは今自分がどんな状態になりやすいか
知ることが大切。
疲れているのかそうでないのかはわかりにくいですが、
気持ちの方はどうでしょうか、
交感神経になりすぎて不調が感じなくなっていませんか?
逆に副交感神経背側側に入りすぎて何も感じなくなっていませんか?
あなたの振り子は今どの状態に入っているのか、
もう一度先の方に戻って考えてみてくださいね。
タイプ別の対応
オラオラモードの時には
このモードの時には、高ぶったココロを
落ち着かせる休みの摂り方がおススメです。
お風呂の温度/ぬるめ
音楽/スローテンポ
映画/泣ける
食べ物/お米、芋栗カボチャなどホッとできる甘みのあるもの
アロマやお灸などリラックスできるもの
フリーズモードの時には
このモードの時には凍り付いた
カラダとココロに温かさを加えるため
熱を生み出すアプローチがおススメです。
お風呂の温度/高め
音楽/アップテンポ
映画/笑える
食べ物/たくあん、梅干し、みそなどしょっぱさを感じるもの
お散歩やウォーキングなど動きがあるもの
状態を助長する方法は避けた方が無難…
フリーズモードの時は、疲れがたまっているので
少しでも長く寝ていたい。
寝るの優先。動かない。
と、なりがちですが、これではフリーズモードを
更なるダルさにつなげてしまう可能性があります。
ちょっとだけアップテンポの曲をかけてみると
あれ?なんだかお掃除がしたくなってきませんか?!
オラオラモードの時に携帯やテレビゲームなど
敵を倒したり、点数を競い合ったりするものは、
更に交感神経を高ぶらせてしまう可能性があります。
のんびりお布団で携帯ゲーム。
これがもしかしたら疲れの原因かもしれません。
また、休みの日だから何かしなくてはもったいない!
と思ってあれこれ旅行に行ったり
予定を詰め込み過ぎるのも、
オラオラモードなりがちの方には
休まらない休日の使い方かもしれませんね。
まとめ
自律神経には
- 交感神経(オラオラモード)
- 副交感神経背側迷走神経(フリーズモード)
- 副交感神経腹側迷走神経(リラックスモード)
の3つがあると言われている。
(ポリヴェーガル理論と言います)
自分の状態に合わせた休み方が必要。
→オラオラはクールダウンへ
→フリーズは活力を与えるスパイス的な時間の使い方を!
以上、ポリヴェーガル理論を基にした休み方を
考察してみました。
このポリヴェーガル理論。
実は副腎疲労など慢性的な疲れや不調に
大きく関係しているとも言われています。
これからも学んで生活に役立てていきたいと思います。
それでは今日はこの辺で。
おやすみなさい!