いつか読もうと思っていたんだけど
ホルモンってなんだか難しそうで
中々手が出なかったこの本
「医者も知らないホルモン・バランス」
著者📖ジョン・R・リー医学博士
訳者✏️今村光一氏(健康ジャーナリスト)
私の中で栄養療法(分子栄養学)を学ぶ人にはぜひオススメしたい本となりました。
この本を読む前から、多すぎるエストロゲンは体に悪影響であると何となく知っていたのですが、
世の中の流れとしては
加齢と共にエストロゲンが少なくなるからエストロゲンを補充しましょう
という相反する考えでどうしたもんかな?と思っていました。
またエストロゲンのような働きをする環境ホルモンが子宮内膜症や乳ガンなど女性特有の病気と関係していることも何となく知識としてあったのですが、
この本を読むとその仕組みが良くわかりました。
また、最大の発見は
エストロゲンは甲状腺ホルモンの働きを妨げるので甲状腺機能低下症と同じような病体を示す
と言うことです。
ぎょえええーーじゃないですか??
これには本当に驚きましたよ私。
私を含めて、私のTwitterをフォローしてくださってる方々は疲れやすい=ミトコンドリア機能低下=甲状腺の問題=副腎疲労=慢性疲労などのお悩みをお持ちの方が多いかもしれません。
元気に動ける体の為に栄養療法を取り入れてらっしゃるんだと思います。
そんな方には是非ホルモンバランスの視点も取り入れてほしいと思いました。
また嬉しい事に、この本の中で女性と男性表す場面に陰陽が出てくるんです。
陰性の女性と陽性の男性
女性が陽性に傾きすぎる(男性化する)と
体調を崩してしまうんだよ
というような記述があり、
やっぱり栄養療法って無双原理(陰陽)の考え方と相性が良いな
と思ってたのが間違いじゃなかったと感じて
嬉しくなりました💕
巻末の方には食事の気を付け方や栄養素についても書かれていてとっても有益な本です!
分子栄養学初心者の方には難しいかも知れませんが、
何度も振り返って読みたくなる本です。
皆さんも読んだらぜひ感想をお聞かせくださいね😊