こんにちは、

臨床心理士の

心野わこです

 

今回のテーマは、

 

「積極的不登校」

 

 

この言葉、

聞いたことありますか?

 

積極的ってどういうこと?

学校には行かないのは同じ?

 

などなど

 

まだまだ

積極的不登校」と言われても、

ピンときませんよね

スクールカウンセラーをしていると

最近よく、

 

単に不登校ではないよね

学校に来たくないだけで家では元気に過ごしている

 

このような生徒さんが、

増えてきた印象があります

 

なので今回は、

積極的不登校」について、

 

 

そもそも積極的って何?

 

学校以外でどうやって過ごしているの?

 

あなたの疑問にお答えできるような

内容になっています

 

ぜひ最後まで読んでもらえると

嬉しいです

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では早速ですが、

 

 

不登校に関する問題!

 

 

質問①

 

「不登校が増えている」と言われていますが、

小中学生の不登校は何人いるでしょうか?

 

あ:約30万人

い:約10万人

う:約5万人

 

正解は、  299,048人

(文科省R4年度の統計より)

 

 

 

質問②

 

「不登校になる原因」の一番は何でしょうか?

 

あ:いじめ

い:友達関係

う:無気力・不安

 

正解は、 う 「無気力・不安」

(R4度文科省度問題行動等調査より)

 

 

世間一般で不登校の原因は、

  • 友達とのトラブル、
  • 特にいじめ
  • 勉強についていけない 

 

などを原因と思いつきそうですよね

 

でも実際の調査では、

無気力・不安」が最多なんです

不登校は、

原因が1つであることはほぼなく

色んな原因が絡み合い、

 

結果的に、

「不登校」になってしまう

 

感じがします

 

 

 

 

積極的不登校とは

 

ざっくり言えば、

自分の意思で学校に行かない

積極的不登校の子どもは、

そもそも学校に行こうと思っていない

 

そう決めている子どもです

 

 

逆に一般的な不登校の子どもは、

 

学校に行きたいけど、理由があって行けない

 

学校に行きたい気持ちが前提

行きたい」けど、

何らかの理由があって

行けない」のです

 

 

ここが一番の、

大きな違いになります

 

 

 

 

積極的不登校の子どう過ごしてる?

 

 

自宅やフリースクールなどで、

自分の興味のある事を学んだり、

自分もペースで自宅で勉強したり、

 

比較的、

元気に過ごしている子が多い

印象がありますね

 

健康度も高い
 
エネルギーもある
 
ただ

 

学校の環境が自分に合わない

 

自分の好きな事をやりたい意思が強い

 

なので休日では、

友達と遊んだりする子もいるほどです

 

 

 

 

 

 

今回は「積極的不登校」について、

解説してみました

 

今は色んな不登校の子どもがいて、

学校に

行けない

行かない

 

理由も様々です

 

ただ親としては、

この子どもの状況を

どう受け止めればいいか、

 

じゃあ学校に行かなくていいよ

簡単に言えないなぁと

 

考えている親が、

多いのではないでしょうか

 

また

スクールカウンセラーとしてのアプローチも、

積極的不登校の子どもには、

一般の不登校の子どもへの関わりと、

対応を分けて考えています

 

 

なので次回は、

同じ不登校の子どもに対して、

 

スクールカウンセラーとして

どう対応しているのか、

 

紹介していきますね

 

ぜひ次回も楽しみに、

していて下さいね

最後まで読んでいただき、

ありがとうございました

 

これからも、

知ってよかった」と思えるような、

心理に関する情報を発信していきます

 

ぜひ、いいね!であなたの反応を

教えてもらえると、嬉しいです

そして、励みになります

 

 

ではまた、

心野わこでした