結婚式をしたくないと言っていた私が

一変して結婚式をしようと思い立ったのは


おばぁちゃんを喜ばせたい目キラキラという


想いから始まった。




私の実家は祖父母、父母、兄二人の7人家族。

私と一番上の兄は高校卒業を期に一人暮らしをしている。



ある日私が実家に帰ったときのこと

21~22歳の私に向かって突然


付き合ってる人とかいないのかい?連れてきてもいいんだよ。」


とおばぁちゃんが話をふってきた。



(・∀・汗)・・・



だが、正直この家で愛だの恋だの彼氏だのというフレーズが出てきたことがない。


ただただビックリして、たいした返事はしなかったように思う。

「いるよ。」ぐらい。



おばぁちゃんにしたら意を決しての言葉だったに違いない





しかし、それを機におばぁちゃんの『結婚しないの?』という想いが

ヒシヒシと伝わってくることとなる。


あるときは「その年くらいには私は嫁にいってたよ。

           母さん(私の)もそのくらいの時には嫁に来てたな。」


またあるときは「結婚したい人とかいないのかい?」



この年の人からすれば20台前半に結婚するのは

至極普通のことなのかもしれない。



時代が時代だ。

というか、結婚したくとも相手も同じ想いでなければ不可能である。


その時は彼と3~4年目を迎えた付き合いをしていたが

煮詰まらない彼の態度に嫌気を覚えた時期でもある。


そりゃ結婚したいさ!という頃だったからツラいもので…





それから年を重ねるごとに私の結婚願望が薄くなるのに比例するかのように

おばぁちゃんの直接攻撃も減ってきた。


口に出さない攻撃ほど厳しいものはない。

期待に満ちているのが手に取るようにわかるのだ汗





結婚が決まり一番喜んでくれているのは親でもあるが

おばぁちゃんでもあると思う。



喜ばせたいという気持ちが湧いてくるのも

自然なことなのかもしれない。