こんにちは、塗装スタッフの華麗小僧です。
今回は、現行型「ホンダ ステップワゴン」のテールゲートエンブレムの撤去&穴埋め作業と
その他のパーツのボデー同色化をご紹介します。
テールゲートにつく部品を外して、
ホンダの「H」マークを取り外すと残る取り付け穴を溶接で塞ぎます。
次は、ポリパテを薄く盛って面出しを 行います。
面出しが完了しましたら、サフェーサーを塗装します。
今度は、ボデーと同色化する部品の塗装準備を行います。
下の画像は、フロントバンパーにつくフォグランプカバーです。
この部品は樹脂製ですので、脱脂後に密着プライマーを塗ってから
白色のサーフェーサーを塗装します。
次は、テールゲートのメッキガーニッシュを塗装するのですが
確実に密着プライマーがくい付くように、
240番くらいのペーパーで、メッキのツヤが無くなる位しっかり足付けを行い、
密着プライマーを塗ってから、白色のサーフェーサーを塗装します。
今度は、テールゲートの下地処理を行い
マスキングを施します。
ボデー同色にする部品も、一緒に準備しています。
そして、調色済みのパールホワイトを塗装しますが
全体にパールホワイトを塗装するのではなくて、
サーフェーサーの部分から徐々にパールをぼかす様に塗装して、
最後にテールゲート全体をクリヤー塗装しています。
小物パーツは、全体をそのまま塗るブロック塗装です。
乾燥後、磨き仕上げを行った後
部品を組付けた状態です。
大きなエンブレムの撤去と穴埋め、ガーニッシュの同色化で
さっぱりとした印象になりましたね。