監督の休養 | 昭和・足立区DAISUKI!

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豪華な選手を集めながら故障者続出で成績不振だったプロ野球オリックスの森脇監督が休養しました。まだ6月だというのに残念なニュースです。

この「監督休養」はこれまでにもたびたびありました。
古くはヤクルトの荒川監督が休養し広岡コーチが代行、後に監督になって初優勝へと導きました。
他にも武上監督⇒中西、土橋監督代行、最近では高田監督⇒小川監督代行、伊原監督⇒田辺監督代行、などの例が記憶に残っており、高木、中村、大矢、岡田監督らも休養しました。

この「休養」というのは極めて不思議な表現ですが苦肉の策なのです。
監督がよほどつらくなって逃げるように現場を離れる場合か、球団が見るに見かねて見離す場合のほぼどちらかです。そうでなければシーズン中のドタバタはみっともないですね。

休養と言っても、監督は本当に家で休養するわけではありません。街を歩いてもかまいません。しかし現場復帰することはなく、この一年は他球団を含めて現場やメディアには出ないのが礼儀で、そのため契約上の身分は監督のままで年俸はもらえる場合がほとんどです。
ただし解任、辞任、解雇となると給料もストップとなります。
昭和50年の広島のルーツ監督は辞めて帰国し、古葉さんが引き継いで優勝させました。

監督を交代させ、代行ではなく新監督を迎えても良さそうですが、そうはしないのが日本の不思議な所です。キャンプから見てもいない外部の人をいきなり引っ張ってくるのはおかしいし、ヘッドコートあたりでは役者としてもの足りないのでしょうか。
しかし代行から監督になった例もたくさんあるわけで、これは残り期間の様子を見て判断しようという意思がみえみえです。それに監督に昇格させると、契約をし直して年俸を上げなくてはならないから嫌だというセコイ事情もあるのかもしれません。


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