「ワキガはうつる」という俗説が、巷では横行しています。しかし、本当にワキガはインフルエンザのように人にうつるのか。この答えは、ワキガの発生メカニズムを理解することで、はっきりします。
●ワキガの主な原因は、アポクリン汗腺
ワキには、エクリン汗腺とアポクリン汗腺の二つの汗腺があります。エクリン汗腺は、カラダの全身にある汗腺で、出る汗は99%水分だといわれています。だから、水分によってワキガをワキ一帯に広めることはあっても、ワキガのニオイを発生させる直接の原因ではありません。むしろ、原因はアポクリン汗腺なのです。
●ワキガ発生のメカニズム
アポクリン汗腺は、全身に分布しているわけではなく、ワキ・耳・陰部に存在する汗腺です。特徴は、70%~80%が水分で、残りの20%~30%がタンパク質やアンモニア、脂質、糖質などだといわれています。これらがニオイの発生源ですが、さらにワキの皮膚についている常在菌がこれらをエサとして分解し、繁殖します。その際に、いっそうニオイを発生させるのです。これがワキガです。また、ワキには汗腺の他に皮脂を分泌する皮脂腺もありますが、この皮脂を常在菌が分解してニオイを助長することもあります。
●ワキガはうつらない!
ということは、ワキガの主な原因は、ワキのアポクリン汗腺とそこにいる常在菌だということになります。そして、アポクリン汗腺の数が伝染するということはありませんので、ワキガも伝染することはありません。ただ、アポクリン汗腺の多い人は、ワキガのニオイを発生させやすいというだけのことです。遺伝的な要素や幼少時の生活環境などによって、アポクリン汗腺の数は影響されるので、「ワキガはうつらない」と言えます。
●ワキガ対策には、専用のクリームで!
「ワキガがうつる」という俗説がどこから生まれてきたのかは、定かではありまんが、ワキガの汗が何らかのルートで、他の人の衣服などに付いたからだと想像できます。このワキガは、普通に洗濯しただけではなかなか落ちないそうですので、こうしたことが俗説を生み出したのかもしれません。
ワキガがうつらないにしても、ワキガの人の悩みは解決されません。しかし、この発生メカニズムを理解した上でつくられた、ワキガを抑えるケア商品があります。ワキガ対策用のクリームです。こういうものを利用することで、ワキガを抑えることができますので、ぜひ利用してください。









