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悔しかった。

そんな思い出もたくさんある。
忘れられないであろう悔しい思い出。

私は、手話を使って聾者と話す趣味がある。
手話については、あとで書く機会があれば書いてもいいんだけど、その活動のなかで、悔しかった思い出がある。

それは、ろう者と、道で手話を使って話していたときだ。

ろう者同士が、話してると思ったのだろう。
近くにいたお母さんが、自分の子供に向かって、

かわいそうな人なんだよ。お口がきけないの。悪いことしたら、ああなるんだよ。

といっていた。

悔しかった。あまりの悔しさに、そこに行って聞こえてるんだよといってやりたかった。

あんまり、私がその女の人の方を見てるので、聾者の友達が心配して、何か聞いてきた。
でも、言えなかった。言えなかった自分にも悔しい思いが残ってるんだけど、
なんか、現実を見せられたように思って、がっかりした。

でも、そんな悔しさをバネに、今も手話の勉強を続けている。
そんな、悲しいことを子供に云うそんな人が少なくなるように思いながら。