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ひと言が帰ってきた。

「そんなとこに種、まいとったって、そだちゃあしないよ。
 だいたい、そんなに蒔いたってこの狭い庭に、ぼうぼうになるだけじゃない。
 
 だいち、そんなに言うんだったら、自分で草むしりすれば。
 朝、早やーーーーく、起きて、すればいいんだから。

 だいたい誰が、この庭の面倒見てるの。・・・・・・・。

 その他・・。」

はいはい、ごもっともでござい。

わたしゃ、朝なんて早く起きられんよ。とにかくよく眠れるんだから。

そうですよ。もっと広い庭。ごもっともで。
だけどこのへんでは我が家の敷地は広い方ですよ。
近所でも、うらやまれてるよ。
あんたがここがいいっていったんだよ。

はいはい。私は面倒見られません。
忙しいあなたが面倒見てくださってます。

私は自然風の庭が好きだし、あんたはなんとかガーデンふうの庭が好きなんだよね。

こんな会話、きっとどこの夫婦にもあるんじゃない?

平凡はおもしろい。と思いませんか?