本年もご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。


開業5年目を迎えました。

役所勤務の頃からマーケティングを実践形式で学び、「商売のカン」を養ってきましたが、やはり「やってみないとわからない」、現場知の不足を実感した4年間でした。

役所時代にうまくできなかった「中小企業支援」の原因についてこだわることで見えていた「必要なこと」が少し揃ってきたかな、という感覚です。


私自身、今年から数年間、空亡の期間に入ります😱が、「そんなの関係ない」🎸むしろ欠落部分を修正するチャンスです。


マーケティングは絞り込みといわれますが、絞り込む前のリサーチこそ大切。で、そのリサーチこそ、研究、試行の繰り返しで出てくるもの。だから、経験値かそれに代わる幅広い知見、現場知はマストです。


その上で

売上、顧客満足度の両方が上がればそれでいいし、上がらなければ再度リサーチ。


例えば、弊社のメイン事業である相続分野でも同じです。起業にあたり事前に受けたレクチャーなどとても使えない。第一、コロナ禍で状況変わってるし🤷‍♂️。相続相談をご担当される皆さまが日頃感じられておられる通り、お客様お一人お一人のお話から出てくる課題はその言葉以上にとても奥深い。巷で言われる「こうやったら儲かる相続事業」みたいなのは私は意味がわからない。その視点から、顧客の、個々の苦悩解決、1 to 1のマーケティング、「寄り添う」ということがどうして可能になるのか全く理解に苦しみます。


相続と中小企業支援、どちらも大切。中小企業の皆さまに関しては分野によって環境が違うし、人財、資金、貿易、外国人就労、事業承継、M&A...などなどの切り口。そして、マネジメント、ネゴシエーションなど、切り口それぞれに紐づいている手法もあるし、関連する法律も最近大きく様変わりしきています。一方で変化してはいけない部分があったりする。。


そういった動きを感じとりながらどうすれば顧客視点で向き合っていけるか、適正な価格で提供できるか、その視点だけはこだわり続けていきたいと考えています。そういう点で、たぶん、今までの私のキャリアはかなり使えそう。。。なおかつ、その不足している部分、私の思い上がり感については、惜しみなく情報提供してくださるそれぞれの道の先生方もおられるから、そこも安心かな。


地震、コロナ禍、地震、事故、デフレ⇄インフレ化、政界再編など、これでもか、というプレッシャーを受けとめながら、何とか顧客に寄り添えるよう頑張っていきたい。青くさいかもしれませんが、今もそう感じており、そう取り組んでいきたいと思います。