今や再生回数1268万回を超えるHANDSIGNのメジャーデビューシングルのMV(ミュージックビデオ)であり代表作『僕は君の耳になる」。
聴覚障害者である女性が恋人とさまざまなすれ違いを重ねたものの、最後には壁を乗り越え結ばれるという実話が題材で、そのMVに聴覚障害の学生役で出演した足立梨花さん。
2017年に藤沢市の多摩大学で撮影されました。
MVの企画が立ち上がりHANDSIGNサイドから、MVのストーリーの構成上、撮影場所として多摩大学のキャンパスを使用したいと要望があり、当初は大学側は難色を示していましたが、私が関係者との調整を行い撮影が実現することになりました。
HANDSIGNは平塚市議会の数田俊樹議員と地元の仲間であり、聴覚障害者、手話言語への理解と啓発活動をかなて神奈川県内の中学高校などで手話ダンスの巡回公演を行っていた彼らを2013年に紹介され、市内の学校での巡回公演や藤沢市役所で開催した手話言語の国際デーのイベントに出演していただいています。
撮影当時はMVの音楽アーティストという立場のTATSUさんとMVの主役を演じた足立梨花さん。
私も撮影現場に立ち会っていましたが、『今日はよろしくお願いします。』と仕事上のやり取りぐらいで、特にそれ以上のコミュニケーションは取っていなかったと。
その後は4年間会うことはなかったそうですが、2021年にMVが1000万回再生を突破した記念に行われたイベントで2人は再会。
そして…
TATSUさん
梨花さん
ご結婚、誠におめでとうございます。
末永くお幸せに!
僕が君の耳になるMV
https://youtu.be/GlYtC1mMHsg?si=VRDwtUZoA0t3M0zC