今年も五山送り火の京都を訪ねました。

昨年は賀茂川に架かる出雲路橋から如意ヶ岳の大文字を眺めました。


賀茂川の堤からチラッと見えた「妙法」

「妙」は山が低いのでよく見えなかった。

今年は「妙」の字を近くで見ようと松ヶ崎に出かけました。


「妙」の地元に大学の同級生がいて、薪木を担いで何度も登る話をよく聞かされました。


あれから60年近く時が過ぎ、初めて「妙」を直近で見ます。



送り火の日は浜大津から京阪京津線・地下鉄東西線で京都に入り京都市役所前駅で下車、


寺町通の矢田寺で「送り鐘」を撞いてから、

京都市役所近くの宿にチェックイン、

日中は暑いので送り火が始まる1時間前まで涼しいホテルの部屋でずっと休んでました。



午後7時過ぎ、京都市役所前バス停から松ヶ崎に向かうバスに乗りました。


見物場所は宝ヶ池自動車教習所の裏で宝ヶ池公園球技場の下が良さそうと

Google mapで見当をつけてました。

どうやらここが「妙」の見物ポイントらしく、

地元の人がけっこう集まってました。


8時5分前、自動車教習所の眩しい照明が消え、

8時に如意ヶ岳の大文字が点火され、

8時5分、「妙」の字が点火されました。

あっという間に鮮やかな「妙」の字が夜空に浮かび上がります。

遠くから見ると炎の点ですが、近くで見ると一つ一つが燃え盛る聖火台のようでした。


肉眼で見た炎の美しさはスマホのカメラじゃ残せなかったけど、この感動はしばらく瞼に残像として残りました。


来年は府立植物園から上賀茂神社の間の賀茂川左岸から船形と左大文字を眺めようかな。


今日17日は3泊4日のお盆の旅を終えて、

のぞみ号に乗り台風一過の横浜に戻ります。


明日のブログはお盆の旅の初日です。