旅行に出かけない週、お天気なら午前中にちょっとお出かけします。


天気予報だと夏日にならないようなので、

ぶらり初夏の鎌倉を訪ねました。


鎌倉駅前から金沢八景行のバスに乗り、

浄明寺バス停で下車して歩いて5分ほど、

午前9時の開門前に人影はありません、この時期は平日でも名月院の前は長い行列でしょう。


竹の寺で知られる功臣山報国寺は、足利尊氏の祖父家時が開基した足利・上杉両氏の菩提寺

本堂奥の竹の庭では、約2,000本の孟宗竹が季節や天気、時間帯によって姿を変えます。

竹の庭の奥の休耕庵、竹林を眺めながらお抹茶と干菓子をいただきます。

続いて入った拝観者が竹林を巡り写真撮影している10分ほどの間、1人で岩場を流れる水音や鶯のさえずりを聴く静寂な時を過ごします。

休耕庵で竹林を眺めたあとは竹の庭を散策、

やぐらや石仏、枯山水の中庭を巡ります。

中庭の小さな水辺で半夏生を見つけました。

竹の庭を巡る拝観者でこの水辺を訪ねる人は少なく、静かに半夏生を眺めてました。

報国寺での滞在は1時間ほど、午前10時に開門する旧華頂宮邸は報国寺の奥にあります。


鎌倉三大洋館の一つ旧華頂宮邸内の見学は春秋の期間限定ですが、庭園はいつでも入れます。

午前9時に報国寺の竹庭を訪ねた人の多くは、

午前10時に開園する紫陽花が見頃の一条惠観山荘に向かいました。


浄明寺から鎌倉駅へバスで戻る予定でしたが、この日は薄曇りで少し風もあったので金沢街道沿いの裏道を鶴岡八幡宮まで歩きました。


途中にある荏柄天神社を参拝、

孫の中学受験でこの神社もお願いに来ました。


鶴岡八幡宮は平日でも参拝者がいっぱい、

5月頃に比べ外国人観光客は減りましたが、その代わり修学旅行の中学生が溢れてました。

旗揚弁財天社が浮かぶ源氏池の蓮は咲き始め、

葉の陰に蕾がいっぱい待機してました。


鶴岡八幡宮の雑踏を早足で抜け、段葛や小町通りを避けて人通りの少ない横大路を歩きます。


鎌倉市川喜多映画記念舘のお隣が巌窟不動尊、

鎌倉に来るといつも立ち寄るのが不動茶屋


不動尊横のパラソルの下は爽やかな風が通り抜ける穴場、ここの和風ラーメンはいけます😋


初夏の鎌倉、観光客で賑わう名月院、長谷寺、成就院は避けて静かな鎌倉を訪ねました。