両毛線途中下車の旅の最後の下車駅は、
重伝建・桐生新町のある桐生駅です。
南北に長い桐生新町の北端までバスに乗り、
本町通りを歩き桐生駅まで戻りました。
桐生新町は17世紀末に町立されました。
北端の天満宮から南へ幅10m、長さ約2kmの道を造り、道の両脇に間口6〜7間、奥行40間という短冊状の敷地割が施され、近村からの入植者を募り計画的なまちづくりが行われたました。
天満宮近くにあるベーカリーカフェ「レンガ」
大正5年に建てられたイギリスレンガ積みとノコギリ屋根の工場跡のパン屋さん
ゆったりした店内で焼きたてのミニカレーパンと珈琲をいただきました。
サービス品の揚げて砂糖を塗した食パンの耳、
ビニール袋に詰めてお土産にしました😀
天満宮から南へ、本町一丁目、本町二丁目が桐生新町の重伝建地区です。
本町通りに国登録重要文化財の歴史的建築物が点在してます。
上: 森合資会社 事務所・店蔵(明治前期)
中: 中村弥市商店(大正11年)
下: 平田家住宅 店舗・店蔵(明治33年)
旧北川織物工場(無鄰舘)
蔦に覆われた元女工宿舎のレンガ外壁
ノコギリ屋根の工場は、若手芸術家の制作場やイベントスペースとして使われてます。
曽我家住宅・旧曽我織物工場
矢野本店 店舗・店蔵
旧矢野蔵群(有鄰舘)
イベントスペースとして使われる煉瓦蔵
味噌蔵、醤油蔵、塩蔵
重伝建地区は本町二丁目の有隣館までですが、
本町三丁目から南にも歴史的建築があります。
蒲焼泉新(創業天保元年)
金善ビル(大正10年)県最古クラスのRC造
古民家レストラン ショコラ・ノア
旧堀祐織物工場(Ash イベントスペース)
明治35年、農商務省の殖産興業施策により桐生撚糸合資会社として広大なのこぎり工場群を設置、全国6カ所の模範工場の一つ。