今年3月に訪ねた堺、今回は海側を訪ねました。

今回は阪堺線を通天閣近くの恵比寿町駅から終点の浜寺駅前駅まで全区間を乗車しました。


2次会場の千日前のカラオケ店を出て、日没前に浜寺公園に着こうと急ぎました。


難波から南海本線に乗ると20分で浜寺公園に着きますが、1時間近くかかっても懐かしいチンチン電車を選びました。

阪堺線始発の恵比寿町駅にかつての面影はなく、路地裏に単線と片側ホームだけでした。


恵比寿町から浜寺駅前まで停留所は30ヶ所、

運賃は均一でなんと230円❗️

1駅乗っても30駅乗っても230円です。

阪堺線浜寺駅前駅から南海本線浜寺公園駅まで歩いて1分ほどの場所、お目当ては旧駅舎。

明治40年(1907年)に建てられた旧駅舎は、日銀大阪支店旧館と同じ辰野金吾が設計しました。


夕暮れの浜寺公園も少し散策しました。

子供の頃は松林と砂浜が続く海水浴場でした、

今は沖合が埋立てられ面影はありません。


浜寺駅前駅から大小路駅まで戻ります。

堺の古民家宿「SAKAINOMA 熊」は2度目、

管理人から鍵の暗証番号を聞き入室します。



大阪湾岸を巡る旅の最終日は、

堺の町の早朝ウォーキングでスタート。


古民家宿から堺港を目指して歩きます。

途中にあった天誅組上陸地の石碑、天誅組は旧堺港から大和に向けて進発しました。


堺港の入口に立つ呂宋助左衛門の銅像、

NHK大河ドラマ「黄金の日々」で六代目市川染五郎が演じた呂宋助左衛門は、安土桃山時代の堺の伝説的な貿易商。


堺旧港に建つ龍女神像を横に見て旧堺灯台に向かいました。

前回の堺訪問では来れなかった旧堺灯台、今や堺市のシンボル的存在です。

堺旧港の南波止場に明治10年(1877年)に建造された高さ約12mの六角錐形の木造洋式灯台。


灯台の対岸の巨大な壁画「浪漫やさかい」

南蛮貿易で栄えた当時の堺が描かれてます。

旧堺港からの帰り道の南蛮橋に佇む南蛮人像、

欄干には願いを込めた色とりどりのリボンが括り付けられてました。



堺で泊まった古民家宿「SAKAINOMA熊」

前回は奥の離れ、今回は手前の座敷でした。

阪堺線が目の前を走る宿のカフェで朝食



前回の堺訪問の時「利晶の杜」のお茶室で亭主の方に教えてもらった堺名産「芥子餅」、

お薦めは室町時代から続く本家小嶋とか。


本家小嶋の芥子餅はデパ地下や通販では扱わず堺のここでしか買えません、

ところがその日は早々と芥子餅は売切れて店は閉まってました😢


今回は朝9時の開店を待ってリベンジ成功!

旅の最終日だったので、芥子餅とニッキ各3個をお土産に買いました。


家に帰って箱を開けたら柔らかい餅菓子なので少し形が寄ってました。


賞味期限は3日間、お供えしたあと毎日2個ずついただきました。

6月16日は「嘉祥」に由来する和菓子の日、

今年は堺の本家小嶋の芥子餅とニッキです。