4代目ブログの初回は平野郷の訪問記でした。

この頃はただ懐かしい過去の思い出だけの地でしたが、この4年間の訪問で子供の頃の思い出がどんどん蘇り、新たな縁もできました。



近鉄道明寺線で柏原駅に出て、JR大和路線に乗り換えました。


平野郷は大阪府ですが、JR大和路線で訪ねたので「大和路をゆく」シリーズにいれました😅


下車したのは平野駅の一つ手前の加美駅、

ぶらり平野郷歩きは東の端の加美から、


◾️がんこ平野郷屋敷

平野郷に奈良から来る時は、JR加美駅前のがんこ平野郷屋敷でお昼を食べるようになりました。

江戸時代になたね油売で財をなした歴史的建築をがんこが取得して営業する料理屋、豪華な建物の割に料理メニューはファミリーな設定です。

がんこは元々は寿司屋、この日もお手頃な寿司セットにしました。


食後は少し時間があったので屋敷の庭園を散策しました。京都二条の旧第二無鄰菴もがんこが取得、高級路線のお店じゃないので一度行かねば。

屋敷の一角、土蔵が展示室になってます。

平野郷の町づくりで19の町ぐるみ博物館が登場、がんこ平野郷は「くらしの博物館」だけど展示品は庶民のくらしではお目にかかれない逸品😅



◾️ 平野郷にゃんこ堂

ここも平野郷の町ぐるみ博物館の一つ「猫の博物館」です。

獣医師の姪が築110年の古民家をリノベして、

今年1月にオープンした動物診療所兼猫雑貨ショップ兼コミュニティカフェを再訪しました。

この日は月2回の昭和の歌の会、近所のシニアが三々五々にやって来て、お昼ご飯を持ち寄ってワイワイお喋り、お土産の当麻寺中将餅に皆さん大喜びしてくれました🤗


食事の後は姪の伴奏で昭和の歌を4曲合唱、私も仲間に入れてもらいました。


そんなシニア達を気に留めず闊歩する猫たち。

「お前、見かけない顔だにゃん」と言いたげ



◾️長寶寺

今年から菩提寺墓地にある実家の墓をお守りすることになり、菩提寺から「御本尊御開扉並びに法要」の案内と派手なチラシが送られて来ました。


平野郷にゃんこ堂で昭和の歌った後、歩いて10分ほどの長寶寺さんに向かいました。

いつもは静かな長寶寺さんの前の道路は旗指物とママチャリがズラリと並んでました。

年に一度の秘仏御開帳、狭い堂内に僧侶や檀家の人たちでぎっしり、私もお焼香しました。


長寶寺さんの法要の帰り道、古民家そのまま使ったパン屋ブランジュリートロワが開いてました。

店に並んだパンはほぼ完売、残ったパンを買いましたがどれも美味しかった😋


亀饅頭の福本商店

小学校の通学路で当時の姿を残す唯一のお店

当時も今もここで亀の饅頭を焼いてます。

スマホを構える今の私のように、小学校生だった私は学校帰りにこの前で道草してました😅


奈良街道を渡ると杭全神社と母校平野小学校

杭全神社の楠の巨木の裏道、長寶寺墓所に実家の墓があります。


墓参りした後、杭全神社に参拝してJR平野駅へ、

JR大和路線で大阪駅に出て、新大阪駅から新幹線で帰路につきました。


新大阪駅始発ののぞみ自由席は空いてたけど、次の京都駅では大きな荷物の外人観光客がどっと乗り込んで来ました。


今回の5泊6日の旅で大勢の外人観光客を見たのは、葵祭の京都と帰りの新幹線だけ。


鯖街道や明日香村では外人観光客はほとんど見かけません、連休明けの平日だったので日本人観光客もまばらでした。