4月下旬に北陸支援割を使って旅した石川県・富山県・岐阜県からの出題です。
湧水をたたえる泉がありました。
この泉の名前は「金城麗沢」、
かつてこの泉で砂金が洗われていたことから「金洗沢」と呼ばれました。
「金洗沢」が「金沢」の地名の由来です。
砂金や砂鉄を洗った沢が全国各地にあり、鎌倉にもこの名前がついた地名がありました。
江ノ電の七里ヶ浜駅と鎌倉高校駅の間にある信号所あたりに、古い地名「金洗沢」が残ってます。
「大鏡」には、平家滅亡を果たし鎌倉に凱旋した源義経が、金洗沢に作られた関所で鎌倉入りを阻まれたと記されています。
湧水の泉は兼六園の外れにある金澤神社近くのこの建物の中にあります、
北陸の人気スポット兼六園ですが、この辺りまでやって来る観光客はまばらです。
この泉の近くにある金澤神社の御本殿
社紋を見ると梅鉢紋が見えます、
ということは菅原道真をお祀りした天満宮、
それも加賀藩前田家の家紋「加賀梅鉢」でした。