帰路は小諸駅からしなの鉄道で軽井沢に出て北陸新幹線で東京に戻る予定にしてました。
旅の3日目は雨の心配がなかったので小諸の宿を早めに出て、昼前には軽井沢に着きました。
軽井沢巡りは電動アシスタント自転車でGO❗️
車の往来の多い本通りは避けて、矢崎公園前から矢崎川沿いの静かな小径を走りました。
この辺りの小径には軽井沢ゆかりの人々の名前が付けられてます。
新渡戸稲造、堀辰雄、ヴォーリズ、ショー
最初に訪ねたは軽井沢ショー記念礼拝堂、
軽井沢で最も古いこの教会は、軽井沢を避暑地として世に知らしめたA.C.ショー師の教会。
ちようど12時、鐘楼の鐘が鳴りました。
礼拝堂の奥にショーハウス記念館があります。
ショーが建てた軽井沢最初の別荘です。
ショーハウスは木造2階建で、外観は押縁のある日本伝統の下見板張りの日本の民家風。
内部は玄関から奥まで広い廊下があり、左右にホールなどが配される洋風住宅の間取りです。
ショーハウスのすぐ手前にあった芭蕉句碑
『馬をさへ ながむる雪の あした哉』
「野ざらし紀行」の中の一句、
前書きに「旅人を見る」とある。
ショー記念礼拝堂を出て、混雑する旧軽井沢銀座通りを避けてショー通りを自転車で走りました。
軽井沢会テニスコートの先の諏訪神社を参拝、
旧軽井沢銀座近くの駐輪場に自転車を置いて、
この季節でも賑わう旧軽井沢銀座を歩きました。
明治39年創業の軽井沢写真館、軽井沢の昔の写真が楽しみですが、今やコスプレスタジオ!
鹿鳴館に現れそうな優雅なドレスとコート姿の老夫婦の記念写真が目立ちました。
この日のランチは万平ホテルでカレーを食べようと思っていたら改修工事で休業中😢
小腹が空いたので駐輪場前の売店で万平ホテルのカレーパンを食べました。
聖パウロカトリック教会を訪ねたあと、
軽井沢最後の訪問地雲場池に向かいました。
旧中山道のロータリーを右折して雲場池通りへ、
雲場の池にはかつて白鳥が飛来したことから「スワンレイク」と言う愛称で親しまれました。
雲場の池は湖面に映る紅葉の季節が最高ですが、
どの季節でも美しい自然に出会えます。
雲場の池の全周は約1kmですが、途中の木橋を渡って引き返す半周コースを歩きました。
雲場の池近くにある正宗白鳥文学碑
正宗白鳥は1944年から13年間、軽井沢で過ごしました。
この文学碑はショー礼拝堂の奥にありましたが、最近、スワンレイク近くに移築されました。
雲場の池から軽井沢駅に戻り、北陸新幹線あさま号で1時間5分、あっという間に東京に到着。
旅の情緒を満喫できる小海線やしなの鉄道の旅と比べ、新幹線はただの移動手段に感じました。
孫ボーイと巡る2泊3日の東信濃の旅の間は、
首都圏は☂️天候不順だったようだけど、
旅先では傘の出番がなく野辺山や軽井沢では自転車で走ることができました、「晴男」健在❗️