春休みになったので鉄道&歴史好きの孫ボーイと東信濃の佐久・上田を巡る旅に出ました。


往路は中央線と小海線、帰路は北陸新幹線を使うことにしました。


孫ボーイに小海線を途中下車して野辺山の国立天文台宇宙電波観測所に寄ろうか?と聞いたら


「寄りたい」と即座に返事が返ってきました。


宇宙電波を観測する巨大アンテナが並ぶ野辺山の国立天文台、


訪ねたい場所だけど一人旅じゃ?と思ってたけど、格好の旅の相棒がいました❣️


往きは新宿駅午前10時発あずさ13号に乗り、

小淵沢駅で小海線に乗り換えて野辺山駅には12時36分に着きました。

八ヶ岳の東の山麓を走り小淵沢駅と小諸駅を結ぶJR小海線は、


JR鉄道最高地点(1375m)とJR線最高駅(1345m)野辺山駅のある路線として知られています。

野辺山駅から宇宙電波観測所まで歩けば25分かかるので、駅前の観光案内所で電動アシスト自転車を借りて向かいました。


天文台といっても、光を放つ星を観測する光学望遠鏡では捉えられない光を放たない低温のガスや塵(星間物質)が放つ電波を観測する天文台です。

受付を済ませ、広い観測所の敷地内に点在するさまざまなタイプの電波望遠鏡を巡りました。


45m電波望遠鏡に近づくと携帯電話禁止エリアになるのでスマホはマナーモードにしました。



◾️ミリ波干渉計

直径10mの望遠鏡6台をつなぎ、最大で直径600mの電波望遠鏡に相当する観測ができます。

巨大な電波望遠鏡を移動するためのレールが設置されてました。


◾️ 電波ヘリオグラフ

84台のアンテナをつないで太陽の画像を撮る電波望遠鏡です。


◾️ 45m電波望遠鏡

ミリ波観測では世界最大級の口径を誇る電波望遠鏡、非常に弱い電波を捉える超高感度の望遠鏡。

45mの巨大ドームの下に行くと、「未知との遭遇」の宇宙船の下にいるような感じでした。


国立天文台宇宙電波観測所を見学して、


野辺山駅から小諸駅まで約2時間の小海線の旅、

やがて浅間山が見えてきました。

小諸駅からしなの鉄道で上田駅に向かいます。