現在、SL(蒸気機関車)が運行されている路線は全国で10ヶ所以上あります。


ぶらりSLの旅の第1弾は、昨年9月の秩父鉄道SLパレオエキスプレスでした。

SLの運行日は土日祝が多く、平日旅行派にはSL乗車は少しハードルが高い😢


今回は平日も運行している大井川鐵道のSL急行さくら号に乗りました。


大井川鐵道は、JR金谷駅から大井川沿いを井川駅まで遡るローカル線、

井川駅への途中にある奥大井湖上駅、いつか訪ねてみたい絶景です。


SLは手前の新金谷駅と家山駅間を走ってます。


牽引する蒸気機関車C10形は昭和5年製、この形式で現存する唯一の機関車、


沿線に桜が咲く頃、さくら号の名称になります。

新金谷駅には大井川鐵道の操車場があり、全国で活躍した列車が第二の人生を送っています。

新金谷駅操車場では蒸気機関車の向きを変える転車台を目の当たりで見学できます。


蒸気機関車の回転を初めて見学しました。

ダイナミックなSLの回転はこのビデオで❗️


転換を終えた蒸気機関車の出発です。


7両編成の客車には、昭和初期に製造された旧国鉄のレトロな車両もあります。

小学生の頃、よく乗った関西本線の懐かしい客車に70年近くの歳月を経て再会しました。


天井の扇風機、洗面器、蒸気機関車がトンネルに入るたびに開閉した木製窓のラッチ

鉄道博物館の動かない客車じゃなく、煙を吐いて走る蒸気機関車に引かれる客車に大満足❗️

列車は大井川に沿って走り、車窓から茶畑も見えました。

SL列車の終点は家山駅

家山は桜のトンネルで知られる桜の名所


昨年のこの日は満開でしたが、今年の桜開花は全国的に大きく遅れてます。

ようやく咲き出した花を見つけました。


桜のトンネル傍の早咲きの桜

これで我慢してくださいと美しく咲いてました。